カナダから日本に向けオンライン指導するカナダクラブ
メンバーの生徒と親の皆さんに向けてのメッセージを公開します。
時代が大きく変わる今の大事な教育についてのメッセージです。
参考にしていただければ幸いです。
Dear Canada Club, カナダクラブ生徒と親の皆様へ
皆様お元気でお過ごしですか。
毎年この季節になると紫陽花が恋しくなります。梅雨の雨の中、色鮮やかな紫陽花を思い出すと「あ〜日本だなぁ。」と。
カナダの今年は異常気象そのままで、気温の上がり下がりがまるでジェットコースターのよう。普段は雨の少ない湿度の低い乾燥した日々が続くのですが、今年は雨が多い!気圧の変化も「おいおい」と呆れるほどです。
瀬戸内育ちの私には少々厳しい環境ですが、生徒たちのためにいっぱい頭を働かせています。また、私自身も相変わらず勉強を続けています。現在は法律の勉強はちょっとお休み。私がLawyerになって暴れたかった市場が急激に変化して来ましてね。それで今は、カナダクラブの生徒たちに今一番必要なAI、特にGenerative AIについてのコースを履修中です。今、待ったなしで、生徒たちの訓練が必要となって来たからです。
コラム「AIが劇的に変えたカナダ留学:だからカナダに来ますか?」
で、カナダの教室に暴れこんで来たAIについて書きました。カナダの学校が新学年が始まるまでにどんな対策を立て、それに備えるかもカナダのMediaからの報道をまとめました。本当にこんな自体になるのは2040年頃であろうと、専門家たちは予言していたのですが、それがこんなに早く、また想定よりはるかにパワフルなAIが私たち人間世界を侵略して来ました。生徒たちにその準備をすることは本当に待ったなしです。
日本は、カナダのAIへの対応と比べると「そんなにのんびりしていいの?」「未だに丸暗記ばかりだと、完全にAIに乗っ取られるかも。」「カナダよりもっと特訓が必要なのは日本の生徒かも。」とも考えています。
AIはArtificial Intelligence、文字通り人間の脳を真似、そのNeural Networkの動きを数学とロジックを使い作り出したものです。HarvardX(Online)でFundamental of Neuroscienceを学んでおいてよかった!とつくづく思う毎日です。AI構造の基本が理解出来ますから。そして、最強のRobertは数学とロジックの専門家、しかもAIについてはIBMから資格も持っています。
そして、Aiへの対応に必須であるとカナダの先生たちがしつこく述べているクリティカルシンキング。これこそがカナダクラブが中心に据えて指導していることです。
こんな二人が生徒を育て守るカナダクラブ、生徒たちがたちまち9月の新学期からAIと格闘を始めるカナダの環境では、張り切らざるを得ません。
カナダの激変した事情に対応出来るよう生徒を訓練することが、今のカナダクラブの使命だと感じています。
高校留学については、絶対数が大きく減少しました。カナダ政府が授業料だけとって後の面倒を見ない受け入れ先や、詐欺まがいのエージェントの締付を相当厳しく行った結果です。
絶対数が減った分、高校留学にやって来る日本人生徒の質も変わって来たようです。以前のように「日本でうまくいかないからカナダに。」という目を覆うようなレベルの高校生が減りました。そのような生徒は、短期研修(1か月から半年程度)でお茶を濁すようになって来たようです。長期間やって来る自信もなくなってきたのでしょうね。
それにこの円安。「カナダに行きたい!」願望だけでは高校留学はとても手の届かないものとなりました。その分、真剣な高校留学を考えている高校生には「お!」と思える能力を持つケースも増えています。とても良いこと。
あっという間に高校留学が変わりました。
1994年以来、カナダの高校留学の闇を発信し続けて来た私の口からもこんな言葉が出る異常な時代となりました。
「日本の中学までの基本学力が高い場合は、カナダにいらっしゃい!」
実は、これは「なぜ高校留学に反対ですか?」と聞かれるたびに答えていた理由です。「日本での学力もない場合は、英語でクリティカルシンキングを駆使したカナダの高校の学習は不可能。」ですから。
つまり、私の基本的姿勢は全く変わりませんが、AIに関しては余りにものんびり遅れている日本の高校生に大きな危惧を抱いています。カナダや他国の高校生には大きく水を開けられてしまいます、というより、AIにやすやすとコントロールされてしまう可能性が心配されます。
そこからの「カナダにいらっしゃい!」コールです。優秀な日本の高校生が将来困り果てるのを見たくありませんから。
カナダクラブのカリキュラムは変わりませんが、そのひとつひとつのコースにAI対応策をプラスします。
例えば:ロバートの巧みな指導で良いエッセイを自分で書いた後、AIに同じテーマで書かせてみるなんて練習も。AIがいかにレベルの低いものを書いているのか、エッセイに必要なことをほぼすべて抜かして、べらべらと一般的な概要だけを並べているのか。生徒にそれを実感させたいと思っています。
また、例えば:クリティカルシンキングを指導するのに最適なBig History Project.これも私自身が作ったカリキュラムを少し変更し、特にAIの薄っぺらさを見抜けるよう、更にクリティカルシンキング能力向上に特化したものに変えて行きます。
そして、例えば:英語のStoryの読み方も変わって来ます。(詳細は現在企み中)
AIがGenerateするものは真実とは限りません。
AIはデータから答えを選んでいるのではなく、単に供給された膨大な量の言葉の中から「これが一番適しているだろう」という単なるProbability(確率)で選んだもので答えを作っているだけです。
そんなProbabilityの世界に翻弄されないよう、生徒たちがAIと対等に共存し学びを続けていけるよう、Robert共々頭を捻りながら進んで行く所存です。
こんな時代がもうやって来たんですね。
希望の持てる未来のために、生徒たちがいっぱい学んでくれますように。
ご質問などありましたらいつでもメールにてご連絡下さい。
面談にもいつでも対応させていただきます。
Have a nice day!
Thank you.
Jun.15, 2026
大澤眞知子
Robert McMillan
「カナダ高校留学の実態2025年版 」eBook
「カナダ高校留学の実態2019年総集編」eBook
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