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35年になります。

こう言うたびに指を折って数えてしまいますが。

何の年数かって?

 

カナダで実際に日本から来た高校留学生と接するようになってからです。

最初は、実際にまだまだ真面目だった、そう真面目に留学生プログラムを作って外国の高校生を助けよう!」という人がまたいた頃、私もそのプログラムの中に飛び込みました。

私と相棒のRobertが直接日本で教えていた生徒たち4人、そして私の大切な息子たちがカナダで勉強することを希望したからです。

 

Robertの影響も大きかったし。

ははは、生徒たちみ〜〜んな、カナダに行ったらRobertみたいなひとがいっぱいいると大きな勘違いをしたようです。

着いてみると、な〜〜んだ。がっかり。Robertみたいにやさしくて、日本の生徒を理解して、話を聞いて、よく理解して助けてくれる人なんていませんでした。

 

エージェント?

参考のために2・3件あたってみた瞬間、直感しましたね。

「あ、高校留学はすぐに地に落ちる。騙されて人生を台無しにしてしまう日本人高校生が捨てられるゴミ箱同然になる。」

 

エージェントには何を質問しても、「大丈夫ですよ。カナダはシステムが整ってますから。」「大丈夫ですよ、政府が関与してますから(うそつけ!)」「大丈夫ですよ、お母さん心配しすぎですよ。」と、つい昨日脇毛が生えてきたとも思える若いのが知ったかぶりで、大金の見積書を前に押し出して来ます。

 

あっという間に、エージェントは使える可能性はゼロという見切りをつけ、さて。

その夜、Robertと仕事のあと生ビールを飲みに行きました。

だまってビールを飲みながら、そして「生中お代わり!」となった頃、二人で一緒に言いだしたのが「カナダに私達の留学プログラムを作ろ!」でした。

 

そこからの顛末は、ここからは随分長くなりますので、残念ですが省略。

2004年発売の、私とRobertの共著です。未だにアマゾンで買えるみたいですので、興味のあるかたはぜひぜひお読み下さい。

 

結局、カナダのBC州にいわゆる郊外のどこにでもあるような家を買い(当時24,000,000でしたよ!今だと億?)Robertと一緒に日本とカナダを年間8往復するというスーパーマンのような生活が始まりました。日本にもカナダにも生徒がいましたからね。

 

そんな中「留学せん事」にも細かく細かく書いてますように、カナダの公立学区が年を追う事に金の亡者と化していったのです。本当に見る見るうちに。

 

息子は無事に卒業、今治から連れていった生徒も卒業。私の留学プログラム3年目。

他にも日本人高校生があっと言う間に増えて行きましたが、卒業出来たのは私とRobertが大きな羽で覆った生徒たちのみでした。

でも、そんなことは日本には伝わりませんし、カナダの変な風習で、卒業出来てなくてもガウンを来て卒業式には出席させますので、しかもそれをエージェントがサイトで派手に宣伝しますので「なんだカナダは誰でも卒業出来るのか」というイメージを日本中が抱くようになっていったのです。

 

え?

あなたもそれにひっかっかった。

そうでしょうね。

ひっかりますよね。

 

そこでこれはいかん!と、私の生来の「正義感」が爆発し、ヤクザのような詐欺集団である学区(ラングレーですよ、みなさん)と縁を切り、カナダ中の学区とエージェントを敵に回すための方向転換をしたのが20世紀も終わりのことです。

 

その時なんですよね、法の知識と資格が必要だと、あつかましくもUBCに出願。Lawのコースです。アクセプトされました。

が、戦いの毎日ですし、日本にも生徒がたくさんいましたし、私の愛息子たち3人はまだ20歳前。Robertは大忙しで父親代わりなど無理。

 

で、UBCに恐る恐る「あ。。。の。。。パートタイムで通ってもいいですか?」

当時、今のようなオンラインシステムさえあればな〜と、思いますね、つくづく。

もちろん、叶いませんでした。

 

その敵討ちにと、オンラインでの専門教育が充実し始めた2005年頃から、猛然と勉強に突進しました。息子たちも大応援。「母さんすご!」と子供に背中をおされながらの勉強開始です。

もちろん、まだまだフルタイムの会社運営中でしたから、仕事と勉強、ただそれだけの年月を過ごしたましが、今思うと懐かしくて仕方ないです。

 

UBCのPsychology,Harvardの(オンラインですから)Neuroscienceとたくさんたくさん学びました。

それが今の私の教育の土台です。

これからの時代、Scienceなしでは何も語れないし、誰も教えることなど出来ないと直感し、日本では興味を持つ機会のなかったScienceに突進しました。

 

そこから。。十年経ち、現在はLawyerになるべく、その下準備の勉強を着々と重ねています。

色々ありすぎて、少し予定より遅れそうですが、頑張ります。

 

1994年から今年2025年まで。

実に多くの日本の高校生を助けました。

ひとりひとりのエピソードを、本当はご紹介したいところですが。

そうしたらこんなこと言う人がいなくなるかな。

「あなたの言うことは信じられない。エージェントサイトにある『卒業しました』」という生徒は一体誰なんですか。」

「なんでそんなに高校留学自体に否定的なんですか?」

「高校留学によいところはひとつもないんですか?」

 

はい、そうです。

 

ところで、パンデミックも何のその、授業料をだまし取るエージェントも何のその、大金をはたいて卒業出来なくても何のその、マリファナを吸って退学・強制送還になっても何のその。

まだまだやって来ますねぇ、日本から高校生が。

 

英語が出来るようになりたいから?(なりませんよ。これほんと。)

カナダに留学しているのはかっこいいから?(よくないですよ、マジで)

カナダから学ぶことの方が多いから?

本当にそうですか?

 

日本の凄さを忘れてませんか?

日本て世界の中でもかなり優秀な国なのを知ってますよね。

こんなエピソードがあります。

 

JAPANESE TISSUES SURPRISE AMERICANS

June 19, 1869

「the Boston Journal of Chemistryによると、Mr. Burlingameの指示の下でつい最近アメリカを訪問した日本の高官がこんなことをしているのが目撃されました。ポケットから紙を出して使っていた。額の汗を拭いたり、鼻をかんだりする時に、ハンカチの代わりに。しかも一度使ったら同じ紙は2度と使わず捨ててしまうんだ。多分、日本人が鼻風邪をひく季節には、日本のそこら中で紙がひらひら舞っていることだろう。この紙はとても奇妙で、やわらかく、薄く、しかもなかなか破れないんだ。」

“The Japanese dignitaries, says the Boston Journal of Chemistry, who recently visited this country under the direction of Mr. Burlingame, were observed to use pocket paper instead of pocket handkerchiefs, whenever they had occasion to remove perspiration from the forehead, or ‘blow the nose.’ The same piece is never used twice, but is thrown away after it is first taken in hand. We should suppose in time of general catarrh, the whole empire of Japan would be covered with bits of paper blowing about. The paper is quite peculiar, being soft, thin, and very tough.” —“Pocket Paper,” in Scientific American, Vol. XX, No. 25, page 391; June 19, 1869

 

ははは。

カナダ人がポケットからクシャクシャのハンカチを出して、鼻をクシュン.

そして、そのハンカチをまたポケットに。

またクシャンが出そうになったら、またまたそのハンカチでクシュン。

 

テイッシュを使っている人でも同じ。鼻をかんだテイッシュをたたんでポケットに。

多分5回くらいは使うんじゃないかと。

汚〜〜〜い!

 

ということで、みなさん、カナダと日本と、1869年(明治維新ですね!)の時どちらが文化的に進んでいたと思いますか?

答えは明白。

 

そこから発展して来た日本の知恵と、日本文化の根底を学べる高校時代を捨てて、わざわざ同じハンカチで鼻を何回もかむカナダに留学するんですかぁ。

 

もの好きですねぇ、ははは。

 

そんなカナダの高校留学生のStory、ずいぶんたくさんあります。

 

でも、個人的なことも含んでしまいますので、こうすることにしました。

過去にケアした留学生をとりどりまぜこぜにして、ひとつのStoryとして語ってみましょう。

そうすれば、一体誰のことを話しているのかわからないし、場所も特定しません。

必要な場合で、特定出来る場合はしますけど。

 

そう、次回のPodcastから、連載で「カナダ高校留学生物語」が始まります。

 

役にたちますよ。

お楽しみに。

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