CBCニュースより。

BC州の真ん中あたり、「景色もよく平和で高校留学に最適!」と宣伝しているケロウナがホームレスで溢れています。

 

特に町の中心部にはホームレスのテント村が出来、その周辺のビジネスは悲鳴をあげ、費用をかけてでも場所を移動する人が続出です。

 

ホームレスのちらかすゴミと、排泄物が路上に溢れ、店の入り口を塞ぎ、毎朝開店するまでが大仕事。

 

また、危険な雰囲気を怖がって客もよりつかず、商売は上がったり。

 

ケロウナの町には、ホームレスの人達が一時的に避難出来る所がないので(住民の反対により)、その場合は市はテントを強制撤去出来ないという法律があります。

 

従って野放し状態。

 

カナダはBC州から東、ロッキー山脈を超えると冬はマイナス気温が続き、極寒の冬を過ごします。

ホームレスたちは、貨物列車などに無賃乗車し、西のはずれのBC州を目指すわけです。

カナダの他の地域と比べるとはるかに暖かく、冬凍死してしまうほどの環境ではありませんから。

 

BC州も広いので、海の近くのバンクーバーにたどり着く前の途中ケロウナ、バーノン、カムループスなどで落ち着き場所をみつける傾向なのかも知れません。

 

ホームレスはカナダの大きな問題で、今後州政府がどんな対策を講じるのか見守っているところです。

 

しかし、

わざわざ未成年の高校生がカナダ留学する際に選ぶ場所ではないと強く感じます。

 

薬物中毒のホームレスも多く、危機管理に慣れていない日本の未成年には非常に厳しいケロウナです。

 

ケロウナ、バーノン、カムループスのあるオカナガン地区は、学区の留学プログラムがやっきになって宣伝する「景色がきれいで、白人人口が多く、平和な留学先」などにはとても当てはまらない状況だと認識しておいて下さい。

 

カナダ高校留学先選定には、地元の情報を隅から隅まで調べてから、十分な注意が必要ですね。

 

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