カナダCBCニュースがシリーズで報道を続けている、おぞましいレベルのいじめ。

カナダ全国の学校で起こっている信じられないほど残酷ないじめの最新情報ニュースです。

 

カナダの学校に通う子供を持つ親のうち、なんと47%が学校に「子供がいじめの的になっている」と助けを求めています。

すごい数字です。

学校や教育委員会には何の方針も施策もありません。

 

 

これを持ってCBCは「カナダの学校でのいじめは国家緊急事態のレベル」と喚起しています。

 

さて、カナダに高校留学を希望する日本のみなさん。

目を覆うほどのいじめが起こっているカナダの高校に、本気でひとりで親もいない留学をするつもりですか。

 

「子供がいじめにあっている、何とかしろ!」と学校に掛け合ってくれる親はいませんよ。

それでも、今のカナダの学校に来たいですか?

 

英語の出来ない日本人留学生は、全く無視されるか、或いは格好のターゲットとなってしまうことも付け加えておきます。

言い返すことも出来ない、親もいない、本気で守ってくれる大人もいない留学生は非常に弱い立場であることも知っておいて下さいね。

 

どんないじめが実際に起こっているのか、CBCの記事から少し抜き出してみました。

 

・小学校〜高校までずっといじめを受け続けた女生徒の場合

 

スクールバスで後ろに座った生徒たちに首をライターで焼かれた。

学校に訴え出るが、バスは学校内ではないので学校は何も出来ないと。

警察に訴えでたが、何も起こらなかった。

 

・16歳の女生徒。自分のOwner(いじめの首謀者をこう呼んでいる。学校生活でown[所有]されているから。)に「死んでしまえ」と言われ、実際に手首をかき切った。

 

自分の家のクローゼットからSOSラインに電話し、「親に発見してほしいので連絡してほしい。妹たちには自分の死に様を見せたくない。」と要請。

 

・ほんの6歳の男子生徒。校庭に出るたびに、小突き回され、突き飛ばされる暴力を受けていた。 誰も助けてくれる人がいない。 教師も助けにはならない。

 

まだまだまだまだ続きますが、書いているうちに気分が悪くなりました。

これが実際の学校で起こっていることだと思うと、人類の末期的状況ではないかと感じてしまいます。

 

学校時代を通じ、ずっといじめにあっていた女生徒が、NPOを設立しました。

Bullying-Canada

Call or text 877-352-4497 or email support@bullyingcanada.ca

 

自分がずっとひとりぼっちで、誰も助けてくれなかった経験から、いじめられている子供に寄り添い「ひとりじゃないよ!」と励ますことが目的です。

 

 

さて?

日本人高校留学生のみなさん。

 

あなたは大丈夫?

泣き寝入りはしないこと。

人種差別からのいじめも大きく増加傾向なのも心配です。

 

どんな些細ないじめでも、周りに助けを求めることが大切ですよ。

一生身体と心に傷が残らないように。

 

Bullying-Canadaには言葉の壁で連絡しずらい場合は、私の方までご連絡下さい。

ひとりじゃないですからね。

  

Don’t be Silent, Japanese Students!!

 

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