「日本人未成年にここはないやろぉ〜という地区」を除いた63の「School District留学生プログラム」にメール質問を出して3日経ちました。

「日本の子供たちをどこまで知っていますか? どこまで本気で大切にしてくれますか?」メールです。

 

「カナダ高校留学ではどこがベストですか?」の相談に客観的なデータで回答するためのサーベイです。

結構突っ込んだ質問もありますので「ちょっとやましい地区がどう応えるか」あるいは「完全無視するか」または「逆ギレするか」楽しみに待っているところです。

 

「カナダ高校留学先 - 日本の未成年が避けた方がいい地域」シリーズ2019年版、第2弾は、未だに返信なしのオンタリオ州Greater Essex County School District の「高校留学プログラム」のニュースです。

Windsor Public School Board とも呼ばれているようで、オンタリオ州。

カナダ・アメリカ国境をはさんでデトロイトとほぼ接している町です。

 

質問メールへの返事はありませんので、この地区が日本人高校生の留学目的をどこまで理解し、日本人をどこまで理解しようとし、日本人への個別ケアはどこまで本気なのかは不明です。

が。

日本人より、中国・韓国の高校生に大いなる興味を持っていますね、ここは。

 

特に中国には積極的にセールスを行い中国エージェントを囲い込んでいるようで、3年前には38人しかいなかった留学生が、今学年では245人に増えています。(グラフ参照)

しかも、今学年、これから留学してくる生徒を含めると350人に跳ね上がるそうです。

 

そして、留学生のほとんどは中国から。

エージェントにはかなりおいしい契約を結んでいるのかも。

 

授業料収入がウハウハレベルで増えているようで、州政府からの援助金では賄うことが不可能な事業が可能になったと町は喜んでいます。 やっぱり、お金ですか。

 

トランプを嫌い、アメリカからカナダに目的地を変更する中国人などがうまくこの地区に誘いこまれたのも一因です。

ビジネス上手なSchool Districtなんですね。

しかし。

「中国へのビジネス上手」=「日本人未成年をよく理解し助けてくれる」? では、決してないような嫌〜な気がするのは私だけでしょうか。

ニュースの下の方にちょこっと書いていますが「急に留学生が増え過ぎでホストファミリー不足」が現在の課題だとか。

 

「この町には、これだけのホストファミリー候補がいるから、これだけの留学生を入れよう」では、ないんですね。

とりあえず、授業料を払わせ、カナダに呼び、そこから「ホストいませんかぁ〜?」ですか。

新学年間際の8月終わりになってもホストがいない中国人がたくさんいたそうです。

一軒に何人も押し込む形が予想されるホームステイ事情です。

 

にも関わらず、魅力的な授業料収入を狙い、韓国の学校とも提携しました。

今後韓国からどっと、小学生〜高校生までの留学生がここにやってくるそうです。

年間CA$13,000の授業料を払いに。

 

ありゃ。

折角カナダに留学して、300人以上の中国人と韓国人高校生と一緒に勉強しますか?

そんな目的がある人以外は、この地区は日本人高校生の留学先にはお勧め出来ませんね。

 

「避けた方がいい地域」もうひとつ追加です。

⚠️Greater Essex County School District