どうして、日本人は英語が出来ないのでしょうね。

理由は山ほどあると思いますが、ではどうしたら英語が出来るようになるのか。

壁を乗り越えたい若者からの質問です。

 

【質問】

 

英語が得意になるにはどういう勉強をすればいいですか?

 

【回答】

 

気持ちがいいくらい簡潔で、わかりやすい質問ですね。

しかも日本の人たちが喉から手が出るほど知りたがっていることだと思います。

Good for you!

 

日本で39年間クリティカルシンキング思考法を指導し、現在カナダ在住です。

オンラインでも指導を続けながら、移民国家カナダにて、A.I. Deep Learning を使った英語指導法をデザインしています。

 

簡潔な質問に対しての、簡潔な回答は「自分のレベルに合った英語のストーリーを相当量読むこと」。

 

脳が外国語を理解する能力は、個人差が非常に大きいです。

幼児の英語教室、小学生の通う英語教室、Native Speakerによるレッスン、たいくつな日本式文法授業、こんなにやるの!とも思える問題集、役に立ちそうもない時代遅れの訳読、試験のための暗記、英会話学校で外国人と遊ぶ、などなど。

どんな勉強法でも確実に英語力を上げる人と、全く何の役にも立ってない人がいます。

 

まぁ、日本でやっている英語学習法自体が、科学的根拠のない行き当たりばったりですので、役に立っていないケースがほとんどというのが現実だと思います。

そして「じゃぁ、どうすれば英語が得意になるんだぁ〜〜〜!」と叫んでいるのが日本の様子に思えます。

 

残念ながら、外国語学習には、誰でにも使える魔法の方法はありません。

が、唯一、魔法に近い効果が実感出来る方法が「英語のストーリーを山ほど読むこと」です。

 

理由は:

1.物語を読むことは、脳の多くの大切な部分を使います。 文字を理解する脳の領域だけでなく、物語の中にある情景を想像するのに視覚領域、音が聞こえる気がするために聴覚領域、次に何が起こるかなどを考える思考領域など。 限りがありません。 そのため、幼児から高校生年齢の脳にはストーリーを読む必要性が非常に高いことも、多くの研究が示しています。

 

2.英語は、単なる単語だけでも、文法だけで出来ているわけでもありません。 その背景に、歴史も、文化も、日本人とは全く異なる思考方法を理解しないと理解は出来ません。

その理解には、#1で述べた、脳を総動員する方法が最も効果的です。

 

3.必ず自分のレベルに合った本を読むこと。 ジャンルも自分の好みでOK. 恋愛小説でも、SFでも、何でも。 楽しんで読まないと意味がありませんから。 辞書を使わなくても大体60%内容が理解出来れば、自分のレベルと言えます。

 

4.単語はなるべく調べないこと。 特に英和辞典に出ている意味で理解しようとすると、筋書きがわからなくなります。 何度も出てきて気になって仕方がない単語のみ、英英辞典で調べることがお勧めです。

ひとつの単語には非常にたくさんの意味がありますので、どれが今読んでいる物語に適切なのかを見分ける練習にもなります。

 

自分のレベルに合った物語を大体20冊、読み終わったら、「魔法」に近い気分が味わえるはずです。

文法が急によくわかるようになった!

自分の語彙量が増えた!

英語理解のスピードが上がった!

 

そう、そこで英語学習過程の階段を一段上がったことになります。

そして、また、20冊。

少しレベルを上げた本を読む。

 

この繰り返しが英語が得意になる一番の近道です。

 

Good Luck!