世界の標準の思考法、英語圏の教育が目的とする科学的論理的思考法。
Critical Thinking Step3 (Examine the evidence.)
日本ではまったく学校教育の中に取り入れられていないCritical Thinking
重要な8のステップを順番に紹介します。
(注意: ただし、この順番を知ったからと言って、急に理解出来るものではないですよ。 長年の訓練が必要です。)
Step 3: Examine the Evidence. (どんな証拠が意見・主張の基になっているかを常に考えること)
「あなたが何と言おうと、それは正しいんです。」
「これが私の意見です。 絶対変わりません。」
証拠もなしに、意見を主張することは、英語では"lazy thinkiing" (脳を使わずに何でも言っているなまけもの)と呼ばれます。
もし、証拠を直接確かめることが無理な場合は(科学的に認められた研究結果など)、証拠の出所が信用出来るかどうかも考慮出来ます。(誰かが言っていた。 実例をほんの数例知っている、では証拠になりません。)
例えば: 「怒りを覚えたらそれをとにかく発散すると気を静めるのに役に立つ。 またそれは健康にも良い。」という通説があります。
多くの研究がこの説を否定しています。 怒りを発散させるという行動は、もともとの怒りを増幅する結果につながることが判明しました。 それにより、怒っている人の「自己評価」が下がり、周りの人の「自己評価」も下げてしまいます。
こんな確実な科学的な証拠があるにも関わらず、この通説を信じている人は多いです。
もうひとつの例:「幼児に出来るだけ早く英語を教えると効果が高い」という、日本人が大好きな考えがありますね。
科学的研究の結果、「一ヶ国語で育つ幼児、子供への外国語教育は効果がない」とかなりの精度で結論づけられているにも関わらず、未だにこの国は「幼児・子供英語教室」花盛りです。
詳しくは「うちの子バイリンガルにしたいんですけど」をお読みください。
なぜでしょう?
確実な証拠があるにも関わらず、その証拠に目を向けようともしない。
目を向けても、それを信じようとしない。
A sign of "lazy thinking"?
Critical Thinking が出来るのと出来ないのでは、人生に大きな差が出ます。