英語のおさらい
英語のwould.
非常に奥が深い。
今まで使いこなせる日本人に会ったことがない。
ただ単に「語学留学で~す。」
絶対無理。
英語圏の大学を卒業しました。
これも残念ながら無理。
英語圏での高等教育と、社会での経験を積むことまぁ7年。
ここから本物の英語が始まる。
そのwould を中学生に教えた。
何の説明もなしに、退屈極まりない教科書にこう書いてあったから。
would like to (~したいと思う)
これだけかい!
まず、would は will の過去形だと言うと、みんな怪訝な顔。
試しに、will の文章作り。
I will go to Canada this summer.
これは単に未来への意思。 行こうと思ってる。
それをこうすると。
I would go to Canada this summer (状況次第では・・・).
もし~の条件があれば、こんな状況だったら・・という仮定の意味。
英語のNative Speakerは実によく使う。
would
そしてやっと、
would like to に入る。
もしよかったら~したい。 という控えめな丁寧語であること。
その意識を持って使うと英語の世界が見えてくる。
生徒の発言、例えば:
I'd like to boycott school test.
私の反応:
Wow! That would be interesting.
思わず無意識にwouldを使ってしまいました。
それに気がついた生徒も「あっ」
相手から自然な英語の反応を引き出すことも出来る would.
ついでに would like~で何かを勧める表現も。
そこで生徒が
「あっ、ロバート先生がいつも言ってる。」
Would like a muffin today?
(相棒のロバートは日本で売られてる偽物マフィンに業を煮やして、手作りマフィンを作ってます。
おなかをすかせて授業にやってくる生徒に大人気。)
「丁寧に聞いてくれてたんだぁ!」と、生徒は改めて感激。
would の魅力にはまったようです。