英語のおさらい
日本がこんなことになってます。
3月9・10日付の日本経済新聞の記事から。
ーIT産業での日本の存在低下
IT産業は世界で成長を続けているがその中で日本の存在が薄くなっている。
先週欧州で開かれたIT産業最大の見本市で、かつて主役だった日本企業の出展はほとんどなかった。
代わりに目立つのは韓国や中国。
以前なら100社を超えた日本からの出展。 今回は6社のみ・・・。
ー有力外資相次ぎ日本撤退
海外での有力企業が日本での販売生産から相次ぎ撤退する。
仏ミシュラン、米リバティグローバル、英プルーデンシャル、仏カルフール、韓国現代自動車、米オフィスデポ、伊ベルサーチ、加バラードパワーシステムズ・・・・・
2009年度の対日資本投資は前年比55.7%減。
おやおや。
困りましたね。
韓国や中国、インドなどの台頭がすさまじいですね。
いろんなところで。
なぜだと思いますか?
答えはCritical Thinkingです。
世界レベルの能力とはまずは「脳」のそのレベルにすること。
「脳」のレベルを引き上げるのはCritical thinkingの特訓です。
インドも中国も韓国もとっくの昔に気がついてCritical thinkingを教育の場に取り入れました。
そのCritical Thinkingこそが英語の根底にある考え方です。
これを教えないと日本の子供は何年経っても英語など出来るようにならないです。
意味のない英語ゲームをやる小学校の英語授業。
単語を丸暗記させ、無意味な直訳をする中学高校の英語授業。
英語が何たるかも知らずに「語学留学」などとまやかしの名前をつけて大挙して外国にひんしゅくを買いに出かける大学生。
インチキを絵に描いたような英語教材を注文し箱に入ったままで眺めている大人たち。
英語が出来るとはどういうことかさっぱりわかってないですね。
その結果が現在の日本の存在。
Critical Thinking に気がついたら日本は何十年後かにまたほかの国に追いつけるかも。