カナダ出張も終わり、そろそろ勉強に本格的にもどりました。

発達心理学のジャーナルを盛大にUBCサイトからダウンロードして精読の毎日です。


そんなジャーナルの中で非常に目につくのが「宿題」と「テスト」についての西洋と日本との認識の大きなギャップです。


叫び学校に毎日毎日やっている延長のような宿題(ドリルとか問題集とかプリントとか)は能力を伸ばすどころか、マイナスの影響を与える。


多くの科学的研究の結果、こんな認識が西洋、北アメリカに生まれてからかれこれ10年。 教育制度はこれに合わせて大きく舵を切りました。


特に教育熱心な親たちが子供を通わせる私立学校はこれへの取り組みが早いです。


叫びテストテストで子供に競わせる教育は学ぶことへの動機を奪ってしまう。 学ぶことの「楽しさ」よりも外的な賞賛(何番だった!とか、親にほめられた!とか)が学ぶことの目的となってしまい、自発的な学習が出来なくなる。


OECDの学力テストで世界一位のフィンランドはほとんどテストを行いません。


なるほど。 科学がここにありと感じます。


しょぼんそれに引き替え、日本の教育制度は変わりませんねぇ。

Golden Weekに恐ろしい量の宿題を抱えた生徒を見ると。

おまけにGolden Week明けにはその成果をみるテストだそうです。


特に私立学校がその傾向大です。


どうして科学が日本にやって来ないのか。


自分の子育て時代からまったく変わらない「感情的精神論的教育制度」


プンプン我慢ならん!

と、思う親たちの応援中。