JWと毒親と個人の資質 | ひとりごちる ~エホバの証人(JW)・ものみの塔(WT)・jw.orgについて考える~

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少し前の研究記事で、十代の子どもを訓練する、というようなものがありましたね。

JWの「毒親教育」ぶりを改めて感じる記事でした。


ところで、JW教育については、元の方々の間でも賛否両論あるようですが。。。

その中で、私が気になっていることを1つ。


それは

「JW教育によって『毒親』になったというが、それはもともとの『個人の資質』だったんじゃないか」

というもの。


だいたい、そこから

「JWとして学んだおかげで、『人間的に成長した』人もたくさんいる。

『JW教育』は有用な点が多い。」

という結論にもっていかれますよね。


確かに『毒親』と呼ばれるような方々は、もともとの『個人の資質』によるものが大きかったんじゃないかとは、私も思いますが。。。


でも、反対に『人間的に成長した』方々も、もともとの『個人の資質』だったんじゃないかなぁ。。。って。


つまり、もともとの『個人の資質』として、向上心や探究心や他人への気遣いがあったんじゃないでしょうか。

JW教育は、たまたまのきっかけに過ぎなくて、もしかしたら他のきっかけがあっても、十分その『個人の資質』を発揮できたのでは(・・?


なぜわざわざこういうことを書くかというと、この論理って

「うまくいけばエホバ、うまくいかないときはサタン」

と、同じ感覚なんじゃないかと感じるからです。


「うまくいけば『JW教育』のおかげ、うまくいかないときは『個人の資質』の問題」


うーむ。

それよりも、どちらも『個人の資質』だったと考えた方が、自然じゃないですか??


『JW教育』を特別視するよりも、それは、1つの方法、きっかけにすぎなくて。。。


「同じJW的教育を受けても、結果はまちまち」

ってだけのことだと思うんです。


そして、更にそれよりも。

「『JW教育』を受けたからと言って、そう簡単に『毒親』的性格は改善されない」

という事実にきちんと目を向けた方がいいと思うんですけれど。


それどころか、『JW教育』を受けたせいで、子どもたちに過剰に干渉し、子どもたちの精神的自立を阻むことを正当化するケースも多々あるようですし。。。


ここはすっぱり認めちゃいましょうよ♪


「『JW教育』によっても『個人の資質』を変えることはできない」

って。


なんたって、不完全な人間☆

それなのに『JW教育』を受けたことで勘違いしてしまった方、いらっしゃいませんでしたか?


そのせいで

「子どもたちや自分より立場の弱い人にやたらと干渉するような支配系の新しい人格」

を身につけてしまっては、もしくは正当化してしまっては。。。

それこそ周囲の方々にとっては迷惑以外の何物でもないんじゃないかと思います。