公式サイトの警告文 | ひとりごちる ~エホバの証人(JW)・ものみの塔(WT)・jw.orgについて考える~

ひとりごちる ~エホバの証人(JW)・ものみの塔(WT)・jw.orgについて考える~

一般人りんごの思うこと、あれこれ書いてます。
基本的に公開記事が多いので、個人情報に気をつけてコメントして下さいね。

少し前から皆さまの間で噂になっていた

「JW公式サイトの警告文」

やっと、実物?を読むことができました。


要は、

「私的利用に限る」

ということを、しつこいくらいくだくだと書いてあるわけですが。。。


禁止事項の最初に書かれている


「当ウェブサイトのコンテンツをインターネット上(あらゆるウェブサイト,ファイル共有サイト,ソーシャル・ネットワークを含む)に掲載する。」


これはおそらくリンクさえもしてほしくないという感じでしょうか。。。

以前、まじめな現役の方が、せっせと公式サイトの早取り情報をブログに書かれていましたが、最近そのブログをやめてしまわれました。

このあたりにその理由があったのかもしれませんね。



そしてまた、それらの行為に対しての脅し。。。失礼、罰則についての記述がまた奮っていますね。


「利用規約への違反

この利用規約に基づくものみの塔協会の他の権利を侵害することなく,あなたが何らかの仕方でこの利用規約に違反した場合,ものみの塔協会はその違反に対して適切とみなす処置を講じることができます。これには,当ウェブサイトへのアクセスを停止すること,あなたが当ウェブサイトにアクセスするのを禁止すること,あなたのIPアドレスを使用するコンピューターによる当ウェブサイトへのアクセスをブロックすること,あなたが利用しているインターネットサービスプロバイダーに連絡を取り,当ウェブサイトへのアクセスブロックもしくは法的措置を要請することが含まれます」


つまりはIPアドレスをもとにアクセス拒否をしたり、法的措置を取るとのこと。


ただ、IPアドレス自体は実は個人もしくはPCの固定ではないはずですが。。。

それを簡単にIPアドレスだけでアクセス拒否とか法的措置とかの判断は難しいのでは?

もちろん、概ね同じIPアドレスとなることが多いのですが、現に私のパソコンのIPアドレスも特に何もしていないのに、いつの間にか変っていたことが何度もあります。


それは置いといて☆

JW公式サイトのこの文章から感じる強硬姿勢。


同じく公式サイトを展開している他の宗教団体ではどのようにしているのでしょうか?


興味がわきましたので、他の宗教団体の公式サイトでは、どのように書かれているのかを見てみました。


まずは、創価学会。


こちらは基本的にリンクフリーであることを明言したうえで

「当サイトのトップページへのリンクは、基本的に制限はございませんが、当会に相応しくないページからのリンクはお断りすることがあります。


トップページ以外のページへの直接リンクは禁止いたします。また、以下のようなサイトからのリンクは禁止させていただいております。

  • 当会を誹謗中傷、信用を毀損する内容を含むサイトからのリンク
  • 違法もしくは違法な可能性を有するコンテンツを含むコンテンツを有するサイトからのリンク
  • 違法活動ならびに違法な可能性を有する活動に関与、あるいは関与した可能性のあるサイトからのリンク
  • フレームを利用するなどその他の方法で当会のコンテンツであることが不明となるリンク」

と、注意書きを添えています。


まぁ、妥当な注意書きだとは思います。



続いて天理教。


こちらも基本的にはリンクフリーだそうです。

「■ リンクについて

本ホームページへのリンクは原則として自由ですが、次の事項についてご留意いただきますようお願いいたします。

また、リンク用バナーを用意しておりますので、ご自由にお使いください。

  1. リンクは本ホームページのトップページに設定していただくことをお勧めいたします。(URL http://tenrikyo.or.jp/
  2. 本ホームページへのリンクであることがはっきりわかるよう、記述・表現してください。
  3. 本ホームページ上のコンテンツやURLは予告なしに変更または削除することがございます。
  4. 天理教、天理教関連施設、本ホームページおよび関連サイトに対する誹謗中傷、信用を毀損する内容を含まないもの、ならびにリンク元サイトのコンテンツや運営が公序良俗に反するものおよび違法な(もしくは違法である可能性を含む)コンテンツを掲載していないものに限ります。
  5. その他内容が本教のリンクにそぐわないと判断いたしました場合、リンクをお断りする場合がございます。
  6. 本ホームページが提供する「リンクバナー」を使用することにより、本教および関連サイトが何らかの優遇を与えるものではございません

また、禁止事項として以下のようなことが書かれていました。

「 禁止事項について

本ホームページのご利用に際しまして、以下の行為を禁止いたします。

  1. 第三者、天理教、本ホームページおよび関連サイトの名誉・信用や品質を損ねる行為、経済的損失が生じるような行為またはそのおそれがある行為。
  2. 本ホームページの運営を妨害する行為、公序良俗に反する行為、犯罪行為、犯罪に結びつく行為またはそのおそれがある行為。
  3. 他人の個人情報を登録する等、虚偽の情報を使用して本ホームページを利用する行為。
  4. コンピュータウイルス等有害なプログラムの使用・提供またはそのおそれがある行為。
  5. その他法令等に違反する行為、そのおそれがある行為、または本教が不適切と判断する行為

こちらも穏健な表現だと感じました。


お次は統一教会。


こちらもリンクフリーだそうです。

「4. リンクについて

 当サイトへのリンクは、原則として自由です。ただ、運営管理上、当サイトの問い合わせフォーム(CONTACT US)にてご一報いただけると幸いです。」


そして注意事項としては

「5. その他の注意事項

 当法人またはその会員に対し、不利益や損害などが生じた場合、またはその恐れがあるとみなされた場合、当サイトの素材の掲載、内容の掲載、リンクの設置等をお断りする場合や削除していただく場合がございます」

と書かれています。


こちらも穏健な雰囲気。


インターネットというコンテンツを活用する以上、あくまでも相手の良識に訴える方法が多く取られているようですね。

また、「法的措置」という言葉によって威圧するようなものは、今のところはJW以外には見当たりませんでした。

もっと探せば出てくるかもしれませんがね☆


ただ、今回他の宗教団体の公式サイトに書かれている文章と比較してみて感じたことは。。。


「そんなにリンクすら禁止するくらいなら、最初っからネットを利用しなければいいのに~」

の一言に尽きます(^_-)-☆


経費削減のためなら、ほんの少し前まで

「サタンの罠」

扱いだったネットもじゃんじゃん使って、JW.ORGもじゃんじゃん宣伝するように変ったJWですが。。。

その過剰で異常なまでの猜疑心によって、却って

「JW」

という宗教の持つ異常性をあぶりだしているような気も。。。


情報を自由に比較、検討できない、させない。


なんともおかしな閉鎖性を感じさせる宗教。


ネットによって、その閉鎖性が明らかになっていくのは、なんともありがたいものですね(*^。^*)