基本的に、
「人はどんな経験からも学べる強さを持っている」
とは思っています。
それがどんなに劣悪で、二度としたくないような経験であっても。
過ぎたものは仕方ないし、取り戻しようもないものでもありますしね。。。
その経験を反面教師とする場合もあるし、その経験から感じた負の感情をもう二度と味合わないで済むように、また他の人に同様の経験をさせないように、と様々な気遣いを学ぶ場合もあるでしょう。
でも。
でもね。
しなくて済む経験なら、しなくてもいいんじゃないか、と。
これ以上、そんな経験をする人が増えなくてもいいんじゃないか、と。
元JWの方々や、現役であっても多くのつらい思いを自覚している方々の声を聞いていると、その思いをさらに強く感じます。
JWをしていて、よかったと思えることをいろいろ書いていらっしゃる方々もいます。
その経験や思いを決して否定はしません。
それもまた、事実だと思いますから。
でも、たとえば他の人が、その
「JWでよかったと思えること」
を経験するために、1度はJWになったほうがいいとまで思うのでしょうか。。。?
その
「JWでよかったと思えること」
は、本当にJW以外では経験できないようなものでしょうか。。。?
JW未経験の私ですが、正直、多くの方が書いていらっしゃるような
「JWでよかったと思えること」
は、ごく普通に世の中でいくらでも経験できるような類のものに思えてなりません。
そういう意味で、私はJWというものに、格別のメリットを感じることがありません。
実際のところ、JWの方々が組織から教え込まれているほど、世の中は乱れても醜くもありませんからね☆
世の中にたくさんある優しさや温かさを見えなくさせてしまう。。。
自分自身が生きている世界に対して、そういう偏見を教え込まれるデメリットのほうがずっと大きいと思います。
人はどんな経験からも学べます。
でも。。。
できることならば。。。
特にこれからを生きる子どもたちや若者には。。。
わざわざ
「しなくてもいい経験」
というものもあるんじゃないか。。。
そう思うのです。