「イエスという男」 | ひとりごちる ~エホバの証人(JW)・ものみの塔(WT)・jw.orgについて考える~

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イエスという男 第二版 増補改訂/作品社
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まめちどさんの記事「◎イエスという男 」を読んで、気になっていたところ、本屋さんで見つけて思わずゲットしてしまった田川建三氏の本です☆


「エホバの証人の「避け」について」シリーズを、延々と書いているとき。。。

毒消し(笑)のように、この本をずっと読んでは癒されておりました♪

(協会の出版物の「避け」に関する文章をずっと読んでいると、イヤな気分になったので)


非常に人間的でダイナミックな「人間イエス」です。

綺麗にまとめられた、「美しいイエス像」ではなく、また「神として整えられたイエス像」でもなく。。。

「イエス」について語るとき、それぞれの著者の思想がどうしても重ねられた姿になるわけですが、この「田川イエス」は、特に田川氏の思想が色濃くにじみ出た個性的なイエスになっていました。

今まで読んだ中では、私には相当好きなイエス像でしたね☆


個人的には、聖書を通読してみたときからイエスは結構好きなのですが。。。


実は私にとって

「イエスが『神』である必然性」

は、あまり感じていません。


というか、

「人間のままのイエス」

を考えた方が、その感情の振れ幅や苦悩が生々しく、ふと身近に迫る気がして。。。


「神であるイエス」

になったばかりに

「末期の絶望の叫び」

が、そのままに受け止められなかったのはなんだか切なくも感じたりして。。。


そういう意味でも、私はいわゆる「キリスト教徒」にはなり得ないだろうなぁ、と感じたりします(^_^;)


そんなこんな、あれやこれやの、イエスの姿が楽しめるオススメの1冊です☆