から続きます☆
エホバの証人が「避け」をする理由。
続いて第二の理由について考えていきます。
「第二に,悔い改めない悪行者から離れているなら,自分と会衆の他の成員を霊的また道徳的な汚染から保護し,会衆の良い評判を守ることができます。
(コリント第一 5:6,7 )」
ここに書かれていることはいたってシンプルです。
以前、ある現役の方に、エホバの証人の「避け」の問題について聞いてみたことがあります。
その時に、その人が
「悔い改めない悪行者」
のことを
「インフルエンザウイルスの罹患した患者」
に例えていました。
だから
「悔い改めない悪行者」
は
「ウイルスが伝染しないように、他の成員から隔離しなければならない」
。。。
その話を聞いた当時、とてもショックでした。
でも、今思えば、その現役の方の感覚は、素直に組織の提案に従った見解を伝えてくれていただけなんですね。。。
組織としては、
「悔い改めない悪行者」
を避けることによって
「会衆の他の成員を霊的または道徳的な汚染から保護」
し
「会衆の良い評判を守る」
ことができる、と言っています。
素朴な疑問です。。。
そこまで「避け」なければならない存在の
「悔い改めない悪行者」
とは、どの程度の方を指して言っているのでしょうか。。。
組織のこのような表現によって、
「必要以上に悪く思われている人たち」
が、かなりいるのではないでしょうか。。。
排斥なのか、断絶なのか、それさえも他の成員には伝えられません。
「[その人の名前]さんはエホバの証人ではなくなりました。」
このような簡単な報告が行なわれるだけなんですよね。
その後、その人のことには触れないようにする、という不文律もあるようですし。。。
そして、何より、ぞっとする表現が
「会衆の良い評判を守る」
いったい誰からの評判を気にしているのでしょうか?
同じエホバの証人同士?
この文脈ではそうは思えません。
エホバの証人以外の人々からの評判。
つまり世間から高い評判を得たいと思っているのでは?
それを裏付けるかのように、協会の出版物には、
「世間から高く評価されています。」
という表現が多数出てきますよね。
第三の理由については、またもや続きます。。。