教則本には絶対書けない話(尻に虎) | 次世代の若者達よ、世界を変えてやれ

次世代の若者達よ、世界を変えてやれ

稲若健志オフィシャルブログ

皆様おはようございます。





アルゼンチンは朝の6時過ぎです。




昨日エクトルの家に行った話を書きましたが、エクトルの家の前には公園があるんです。
{91F471DB-FFDB-4060-B216-FD73F4028FF2:01}
まあ見てわかると思いますが、アルゼンチンの公園には必ずゴールがあり、いつでも試合が出来る環境にあります。





そしてこれが夜になるとこのような光景に。
{57272A3D-6F2A-47CD-A6DE-D7D8CF661B6F:01}
{6A527B14-2C32-4B94-9117-6EFEB2CDC70C:01}
{828DD332-A282-4799-B4F4-423488CD5FEC:01}
仕事を終えた若者や日本でいうサラリーマンがたくさん集まり試合が行われます。




でもこれ日本だとアウトな賭けサッカー。




でもアルゼンチンは賭けサッカーをしたからと言ってもちろん捕まったりはしません。




国も違うし、法律も常識も全て違います。




でこのサッカーがとにかく凄いんです。




初めてアルゼンチンに来た18歳。




それまで生きてきた18年間の常識。




ワガママボディ=動けない。




親父=サッカー下手。




でしたがアルゼンチンに来て最初に見たこの人生を賭けたサッカーと言っても過言ではない、サッカーを見た時の衝撃。



みんなむちゃくちゃ上手い。




昨日もそうですが、15秒に1回はボディコンタクトで人が倒れる。




グランドが悪いので、トラップミスが起こる。




そうするとそこにガチコーン!来るんです。




そこで何が必要か。




ミスした後に身体をぶつけてボールをキープする技術。


最初にここに入れられた時怖くて全く何もできなかったんです。



2分に1回言い合いの喧嘩はあるわ、ミスしたらそれこそ虎に噛まれるように激しく来るわで。




どれだけ血まみれになったか。




更にお金がかかってるんです。




それがいいか悪いかの話ではなく、それだけお互いプレッシャーがかかった状態でこの戦場に立ってるんです。



真剣以外ありえない。




マークもガチガチ、半分は冬でも裸、ゼッケンなんてないから味方は顔で覚えなければならない。





当然周りを見ていなければ駄目だし、何秒か判断が遅れる。




その何秒かは身体をぶつけてキープしなければならない。




もう全てが理に適ってる。




日本人がここにいきなり入れられても何も出来ないですが、1年間このストリートサッカーをやったとしたら。




身体の使い方は鬼に金棒でしょう。




アルゼンチンの良いところはいつでも真剣。




日本には確かにサッカーを学ぶために色んなものがあります。



本やDVD、最近ではパソコンでもサッカーを学べる。



でもですよ。




例えば日本のビールはとにかく研究に研究を重ね飲みやすく色んな種類があると思うんですが、結局はビール。




アルゼンチンはそこまで研究はしてませんが同じようにビールがあるんです。




それと一緒。結局はどんな方法でもゴールネットを揺らせばいいんです。




こっちは日本みたいに裕福ではないですが、それでも一生懸命生きている。




電車やバスで物を売ったりする子供がいたり裕福とは程遠い場所にあるかもしれないけど、そこで死のうなんてことは思わない。




日本人は何かあれば命を絶とうとするでしょ。




アルゼンチンは経済的な裕福はないけど、心の裕福は日本人より上かもしれません。




結局人生は楽しんだ方が勝ち。




あの夜中の2時まで息を切らしながら真剣にボール蹴ってるお父さんたちを見ると特に思います。



皆さんも是非一度アルゼンチンに来て下さい。




人生に悩んだらアルゼンチン。答えを見つけてくれるかもしれませんよ(笑)




今日は午前中から選手たちのクラブに行ってきます!