前回の投稿に
あたたかいメッセージをくださった方々、
ありがとうございました。
おかげさまで仕事にもどり、
なんとか日常生活を送っています。
さて、主に植物療法に関する書籍を多数出版している
フレグランスジャーナル社の書籍の販売が
今年の９月末をもって終了する
という知らせを聞いて
いつか購入しようと思っていた本や
ブログやインスタなどで
みなさんがおすすめとして挙げられている中で
読みたいものを数冊、
９月にあわてて購入したのでした。
何冊かはざっと目を通したけれど
まだ積読状態のものが沢山あって…
読んだものも
この数ヶ月は落ち着いて
知識を吸収できる状態ではなかったので
私の中にはあまり残らず
抜け落ちてしまっています。
まだまだ心が元には戻りませんが
やりたいことがあるのは
よいこと。
時間を見つけて
これから少しずつ読んで
吸収していこうと思っています。
植物療法の本以外にも、
私がフォローしている方々のブログで
紹介された中で読みたい本が何冊もあって、
Amazonの欲しいものリストの本が
どんどん増えていきます（笑）
そんな中で
フレグランスジャーナル社の書籍ではありませんが、
先日、発売されたばかりの、
ハーバリスト、萩尾エリ子さんの新刊、
『あなたの木陰 小さな森の薬草店』は
早速読みました。
こちらは、雑誌『天然生活』に
連載していたエッセイを
さらに素敵にまとめた本です。
雑誌はたまにしか読んでいなかったので、
すでに読んだエッセイもありましたが
読んでいないエッセイがありました。
やはり紙の本の形で
好きなときに手にして開くことができるのは
嬉しいです。
読んでいたら、
緩和ケア病棟にいて食事が摂れない親友に
エリ子さんが「香りの食べもの」を
プレゼントしたことが書いてあって
心に留まりました。
「香りの食べもの」といっても
実際に口に入れて消化する食べものではなくて
ただ香りを楽しむだけのものなのです。
バニラの香りはデザートに。
レモンやオレンジ、ペパーミント、コリアンダー、
ジンジャーやマンダリンなどの
香りの組み合わせが
どれもそのときどきに合っていそうで
心を満たすもののように感じました。
シアバターで練香にしたら
さらに美味しそう、
ジェルに混ぜたら、ジュレ風ね、
おしゃれな容器に入れて
小さなお弁当風にしたらよいかも、
などと読みながら、
イメージがふくらみました。
そうかぁ、
食事が摂れない母に
私も香りの食べものを作って
持っていってあげられたのだなぁと、
出来なかったことを
残念に思いました。
でも、
レモンの精油や、
フラワーエッセンスのコンビネーションに
柑橘系を中心とした精油をブレンドして作った
ミストが
母の心の栄養に
なっていたかもと思うと
気持ちが楽になってきました。
こういったことを
また機会があるときに
躊躇することなく
さっとできるようになろうと
心に誓いました。
フラワーエッセンスを
くわしくは、
