ただいま、やりたかったことで

コロナ禍やその他の理由で

眠らせてしまっていたことを

実際にやってみることにしています。




そのひとつに

ダマスクローズの蒸留を

実際に体験するというのがありました。

ちょうど、ダマスクローズの蒸留会が

ハーブの講座でお世話になっている

アロマ&ハーブの専門店 カモミールさんで

開催されたので行ってきました。




蒸留したダマスクローズは、

山形県村上市の無農薬栽培された朝摘みローズを

冷凍し、圧縮保存して送ってもらったものです。




フレッシュのものと比べると

さすがにやわらかさは劣るけれど、

触ったらふわっとしていて

すでによい香りがしました。

ピンクの色に癒されます。




蒸留釜にローズを入れて熱し、

水で冷却器を冷やして

待つこと約1時間。






待っている間に

シアバターやローズヒップオイルを使って

ローズクリームを作ったり、

ローズのハーブウォーターに

ほかのハーブウォーターをブレンドした

化粧水を作ったりしました。




まだ固まる前のクリームです。





ダマスクローズの芳香蒸留水(ハーブウォーター、ハイドロゾルとも言います)が採れました。




出来たローズの芳香蒸留水を

いただいてきました。

1週間くらい後になると

香りが落ち着いてくるそうです。

まだ今日は、

少し青臭いような、

新鮮なローズの香りがしました。

少し舐めてみたら

しっかりローズの味がしました。





今日の蒸留では

1kgのローズを蒸留したので

精油を採ることは

出来なかったけれど、

ハーブウォーターの中に

少量溶け込んでいます。



若干、表面に精油が見えるかなという感じでした。




葉や木部には

自分を守るための成分が

蓄えられているけれど、

花は

受粉の目的で昆虫を誘い込むための成分を

必要なときに生成しているので

香りの成分が作られるときが

とても貴重です。

そんな貴重なものを

使わせてもらっているのだなぁと

つくづく思いました。

花が咲くときは、

植物の生命エネルギーが高まり、

大きく変容するときでもあります。





また、ハーブウォーターは弱酸性で

石けんはアルカリ性ということで

pHが測ることができるpHペンシルで

石けんを肌に塗ったところのpHを

確かめてみたら、

pH7〜8くらいだという結果でした。

こういうものがあるのですね!



私の腕。影が入ってしまったけれど、黄緑色になりました。



これが同じもの⁈↓



ローズの精油は

ほんの1滴を採るのに

たくさんの花が必要だけれど、

芳香蒸留水(ハーブウォーター)だと

精油も少し溶けていて

手軽に使うことができます。

しかも、水溶性の成分も溶け込んでいて

エッセンシャルオイルからの香りとは

また少し違う香りがします。

精油は高価ですが、

ハーブウォーターは比較的手に入りやすいので

ぜひ、気になったら

使ってみてくださいね。




これから梅雨入りしますが、

今日持ち帰ったローズウォーターやクリームが

先日のネロリとともに

梅雨のお供になって助けてくれるはずなので

楽しみです。






ダマスクローズ

5年前に、ナードの農場に行ってローズ摘みをした楽しい記憶を思い出しました。





おまけクローバー

豪徳寺駅前の招き猫

見るたびに、洗ってあげたくなります(笑)





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