今年も梅のお花の季節がやってきました。
昨年に湯島天満宮の梅祭りを見に行ってから
すっかり梅のお花が好きになり、
今年もお昼休みに見に行ってきました。
年の初めから
お参りに来る人たちで賑わっていましたが、
今回も梅のお花を愛でる人たちが
たくさん来ていました。
ちょうど、結婚式が執り行われており、
花嫁さんと花婿さんの後ろ姿が見えていました。
梅はもう満開を過ぎたのか、
去年ほどは、たわわに咲いた枝が少なかったように思いますが、
お天気がよかったためか、
雲ひとつない青い空を背景に
白やピンクの梅のお花から
甘い香りがあたりに漂っていて
お花見を楽しむことができました。
梅のお花の香りに
「馥郁(ふくいく)とした」という形容詞がつくけれど、
まさにその言葉のもつイメージのとおりという感じでした。
梅のお花の咲く空間にいるだけで
なぜだか豊かな気持ちになります。
花柄がほとんどなく、枝にお花が連なって咲くところが、なんとも言えず大好きです。串刺しの食べ物やお団子をイメージしてしまいます(笑)
梅のお花の甘い香りと表現されるのは
「γ-デカラクトン」と呼ばれる成分だそうです。
この香りの成分は、10〜20代の若い女性に特有のものらしいです。
35歳以上には、存在しない成分だとか…
(参考文献『誰かに話したくなる植物たちの秘密』田中修 著)
しばらくの間、
ありがたく梅の香りを全身に浴びてきました
このところ、今までフタをしていて、
直視しないようにしていた感情が
顔を出して、抑えきれなくなることがあって
しんどい気持ちになっていたのですが、
心を空っぽにして
ただただ、香りを胸いっぱい吸い込む時間を
もつことができただけで
こころが少しすっきりし、軽くなりました。
お花のエネルギーを浴びるように
ただただお花のそばにいるだけでも
心に変化を与えてくれるので
お花見に行ったら、
日光浴のようにお花浴をするのを
おすすめしたいです。