外人の女性が入管の施設で死亡した。これについての、わが国マスコミの報道に大いなる疑問を持っている。この女性が死亡後、遺族が外国から大挙して押し寄せ、連日騒ぎを繰り返している。これについて、TBSなどは国際機関に諮れなどと言い出している。そもそも外国からの移民については、当初有為の人材を招へいしようという意図ではなかったのか。それが、経済界の要望で、単純労働者を大量に受け入れることになった。このような労働者の受け入れについては、TBSも含めマスコミは、人口減少などに絡めて当時大いに囃し立てたものだった。

聞く所では、くだんの女性は餓死したと言う。彼女はなぜ摂食を拒否したのだろうか。亡くなったということは、恐らくは経管栄養も拒否したのではなかろうか。遺族は、彼女が仮病ではなかった旨、弁じたてていた。ということは、この施設では仮病が横行していたのではないかと怪しむ。施設職員がそれを見分けるのは大変な作業ではなかったろうか。どちらも気の毒と言う他は無い。加えて、外国人が死ぬ度にかように大挙して遺族が押し寄せ、騒ぎを繰り返すことになるのだろうか。当初、受入れを国に大いに求めた経済界はこれについて責任は無いのか。

この施設にいる外国人は、在留資格がない不法残留者、不法滞在者なのだが、今コロナ下強制帰国が出来ない異様な状況にある。本来居てはいけないかような外国人をどの程度、国費で、つまりわれわれの財布で面倒をみなければならないのだろうか。くりかえすが、このような構図を作った経済界は何の責任もないのだろうか。また、このような不法残留者に対する対応は、国際的に見てわが国はそんなにずさんな管理体制と言えるのだろうか。EUでは、どのような対応なのか。コロナでも何でも、とにかく国外に立ち退いてもらった方が良かったのではないか。

わが国には、難民キャンプがない。そのような場所では外国人による自治が行われ、殺人傷害が横行し、病気もまん延していると聞く。この場所は無法地帯でうっかり警察も入れないようだ。わが国も、どこかにそのような施設を造ったほうがむしろ良かったのか。

今後、外人の受け入れにはもっと慎重であるべきではないか。