先日、バスの中で吠えた年配の紳士がいた。座っている子供に席を譲れと。そうして、子供の母親と口論になった由。恐らく、母親が席を譲って見せればよかったのかもしれない。母親は座っていなかったのか。

席を譲られた記憶があまりない。脊柱管狭窄症で、長い間立っていると、けっこう足が痛だるくなる。それにしても、シルバーシートのなんと中途半端なことか。友人はちょいちょい席を譲られている。彼は白髪頭である。人は見た目で判断されるのだ。ベビーカーを押した若い母親に席を譲る必要はないと思う。妊婦には譲って差し上げていいのだろうが、男は気づくのが遅くなる。気づいた者が譲ればよかろう。となりの中年女性が、何で譲ってやらないのだ、と言うテイで睨んできたことがあった。妊婦と気づかなかったのだが、自分が譲れば良いものを。年配に席を譲る若者が少なくなった。それは確かだ。

外国人が、ふんぞり返って座っているのをよく見かける。海外であれば、やはり外人は席を譲るだろう。たまにそのように振る舞う外人を見かけるとうれしくなる。年配者が立っているのに、外人が座っていてはいけない。シナ人に多いが、民度が知れる。わが国の国民は外人に寛容すぎる。座っている外人がいたら、ドシドシ立たせるべきである。