引っ越し作業での出来事。
後付けウォシュレットを新居に持って行こうと、取り外しを試みる。これがなかなかの曲者。
まず廃品回収業者が来たので、外せるか訊いてみた。「5000円でいいですよ」。
しばらく便座の後方にアタマ突っ込んでいた男はこう言った。「廃品回収業者の域を超えています」。
なにやら特殊?な方法で取り付けをしてあるらしく、専門業者でないと無理とのこと。ちなみにこの廃品回収業者、マイナスドライバーがない!と騒いでいたが。そんな貧相な装備でウォシュレット外れるのか?
※ ちなみにマイナスドライバーは、水道の元栓を閉めるのに必要。ってことは元栓閉めずに外すつもりだったのか。
次に私がチャレンジ。
便器の後方、ウォシュレットと台座をとめている部分。通常のボルトナットではなくブチルテープのような補強材で隙間を埋めて補強してあった。なるほど、これは強敵。しかし、時間はかかるが外せない代物ではない。持っている工具を総動員してアタック。便所に寝っ転がって人生に何度かしか見ることがないであろう便器の裏手を覗き込みながら、なんとかウォシュレットと台座の分離に成功する。
ところが、次の難関は配管から繋がるホース。さすがにマイナスドライバーは持ってきてあるのでウォシュレット部分だけの元栓を閉めることに成功。しかし、肝心のホースが外れない。
あぁ、ここを回せば外れるんだな、というところまでは辿り着いたが、配管の構造上、手持ちの工具ではどうしても対応が出来なかった。きっと専門業者さんは、こんなの訳ないくらいの工具を持っているのだろう。
最終的にはホースは業者さんにお願いすることに。きっと連休明けの作業になるだろう。なので、悔しいが今回のミッションは残念ながら失敗。やっぱり素人には限界がある。
しかし、その限界を超えてこそ、新居で気持ち良くウォシュレットを使い、充実したトイレライフを満喫できたのかもしれない。諦めるのが早すぎたか。
60階までクリアした途端、まだ40階あることを知らされ愕然としながらも根性と粘り強さで塔を昇り切った“カイ”のように(『カイの冒険』の主人公…ドルアーガの続編ですね)。


