SINのブログ -22ページ目

SINのブログ

ブログの説明を入力します。

先週のハナシで今更だが・・・

 

8月のワイン会はアルザスのDomaine Henry Fuchsの4代目当主ポール・フックス氏を迎えて。

ジョコビッチ似のイケメン登場。今回は主に英語での説明。


 

ワインはピノ・グリやゲヴュルツも作っているが、今回の白3種はリースリングの飲み比べ。

このチョイスにポール氏も「この飲み比べは良いね、ナイスだよ!」と称賛。


ちなみにフックス=FOXに由来し、エチケットにはキツネが描かれている。

 

最初は Crémant d'Alsace Extra Brut NV
リッチでドライで季節に合う。いきなり美味くてスルスル進む。

 

白の最初は Riesling 2016
「リースリングは酸が命」でありドライ。201年は酸が非常に豊かで良い。

 

2本目の白は Ribeauvillé Riesling Equinoxe 2017
リボーヴィレは彼のドメーヌの所在村。エキノックスとは「昼夜平分時」つまり太陽はほぼ真東から昇りほぼ真西に沈む「春分」「秋分」、昼(日の出から日没まで)と夜の長さがほぼ同じになる日を指し、リースリングが誇る果実味、酸、アルコールのバランスを表現している。ラベルのデザインの絵画にもその概念が描かれていて、かっこいい。グランクリュ以外ではBESTなテロワールであり、特徴はマール&チョーク。3つの区画のブドウを使用。オステルベルグのGCのブドウも入っているとのこと。

 

最後の白はグランクリュ。Riesling Kirchberg de Ribeauvillé Grand Cru 2017
ポール氏が最も重要、大切だという。標高400mの冷涼気候で熟成もゆっくり進むため、質量ともに非の打ちどころのない酸を白眉とするGC。さすがに若い2017、しかし美味い。そしてそれほど高価ではないのも魅力。

 

赤は Pinot Noir 2017
アルコール発酵後、1600リットルのフードルでマロ発酵&熟成。赤い果実、イチゴやラズベリー、フランボワーズのキュートでチャーミングでバランスの良い赤。

 

最後の赤は同じアンリとして Domaine Henri Magnien Gevrey Chambertin 1er Cru 4 carac'terres 2017
このワインを2017ヴィンテージで飲むとは・・・そりゃ深みやヴォリュームはアルザスのピノとは異なり、ましてジュヴレ1級、しかもマニャンの4 carac'terresともなれば、そりゃぁ。

ポール氏も、「そこは比べてはいけないね」と。テロワールの違い。
15年後に飲みたいワインだったが、今も美味しかったのが今ドキの若手凄腕生産者ってことか。

 

プペさんの料理は今回の白メインの内容に合わせたように、ワインにピッタリ。


ポール氏は、今までにご一緒した他の生産者の誰よりもプペの料理を大絶賛で、目を大きくして味わって楽しんでいた。特に「僕はフランス人なのに、このバゲットはどうして、こんなにおいしいバゲットはパリでも出会えないぞ、どういうことだ!?」と本気で驚いていたのが印象的。たしかに、毎回何気に食べていたけど、そういえば美味しいわ。

 

最後にチーズが出てきたころにはほとんどワインが残っておらず、ウメムラさんが特別に出してくれたのがドミニク・ローランのモンテリー2013。とてもこなれた飲み頃の状態で非常に美味しかった・・・ 


 

最後の赤2本はアンリ・フックスのワインではないし、その赤2本が印象的で参加者たちもザワザワした雰囲気、これはこれでポール氏に申し訳ない気もした。

 

来日3日目のハードスケジュール、時差ボケ、かつこの灼熱猛暑で奥様はお疲れでホテルで休まれていたが、ポール氏は我々と一緒にとても楽しんでもらえて良かった。今週は仕事で、そのまま来週は日本でヴァケーションとのこと。奥様と二人きりで、初来日ということもあり、さらに不安なのは宿などほぼノープランだと。日本も夏休みに入るので「宿だけは押さえるべき!」」と忠告し、困ったときのために名刺を交換。何もなく日本を楽しんでもらえれば良いのだが・・・。

(今のところ連絡もないので、無事に過ごしているのだろう。)