2月のライブが終わってからちょうど2週間後の
3月頭に 前触れもない突然の副鼻腔炎を発症し
当然のことながら嗅覚も味覚もなくなりましたが
ライブの段階からコロナ騒ぎはあったため
本番以外はマスクをしていましたし当時はまだ
コロナの症状に嗅覚味覚異常はわかっておらず
鼻風邪かな？
と漢方薬を駆使してなんとか1週間程度で完治。
それから1ヶ月後の４月頭に今度は喉の下、
肺の上のアタリがヒリヒリするような感覚があり
それが日に日に下の方へ広がり
3日後くらいには肺全体がヒリヒリ。。。
その頃にはコロナ感染者も多くなってきていて
「え。もしや。。。これは。。。」
と不安が大きくなってきました。
肺のヒリヒリの広がりと声がどんどん掠れ。
でも熱もない、嗅覚や味覚異常もない、だるさもない、
咳もない、いわゆるコロナの初期症状と
言われるものは何一つない。
けれど明らかに普通ではない。。。
不安が募り保健所へ電話相談。
結局コロナらしき症状がないので、
かかりつけ病院へ受診を促され
今度は病院へ電話し、
時間指定で来てくださいとのことで受診。
やはりコロナの疑いはないとのことで
普通の風邪薬を５日分出されました。
仕事はしていいか？と聞くと「大丈夫でしょう」と。
が、ここからが大変。
食欲は落ち、肺のヒリヒリが気になり、
だんだん背中も痛くなってきて
日によって、今日はいいかなと思えば、
翌日は絶不調になったり繰り返し。
もう自分はコロナじゃないのか？
と疑い不安で不安で仕方がない。
いや自分だけならまだいい。
もしやもしや家族にも移すかも。。。
職場の同僚たちにも。。うちの猫にも。。。と
自分が今夜にも容態が悪化したとしても、
絶対に他に移しちゃいけない。
外でも職場でもうちでもマスクをし、
自分が使用したものや居た場所を立ち去る時には
アルコール消毒をし、料理を作る時もマスクしたまま、
味見は直接しないとか 箸を共有するような食事は避け、
食卓も一人別の向きに座って摂るなどなど
とにかく自分をバイキン扱い徹底。
そして自分も家族も免疫力や体力をつけるため
ビタミンやカテキンや食事後に飲ませたりしました。
その間
薬が５日ごとなので病院にも3度通い３度目にやっと
「随分長いなぁ。。。多分大丈夫だろうけど
一応レントゲン撮りますか」と。
結局異常はなく、薬を出されて終わり。
しかしちょうど発症から２週間で不思議なように
繰り返していた体調不良は無くなり
家族にも猫にも特に異変は見られなかったので
とりあえずよかった。。。と一安心。。。
ですがぁ。後遺症なのか？
声の掠れが未だ治りません。
もともと少し掠れ気味ではありましたが
どこか息が漏れてるような掠れ声がずっと続いています。
このまま治ることはないのかも。。。あーあ。
今回
もし自分が死んだら。。。
もし家族に移して家族が死んだら。。。
死なないまでも家族全員感染し、
施設や病院に全員入院することになったら
猫はその間どうしようか。。。
そして、86歳になる実家の母や、
各地にいる家族は大丈夫か。。。
その家族たちに会いに行ける日は
いつになるんだろうか。。。
いろんなことを考えました。
できないことが多いけれど、 自分のこと、
目の前のファミリーだけでも守らなきゃって。
なんだか今まで真剣に考えたことないことを
真面目に考えました。
まだまだいろんな感情が
渦巻いている心の中なんですが
どこかに吐き出したくて
大好きな曲をピアノ弾き語しました。
さだまさしさんの曲
「奇跡〜大きな愛のように」を
ミトカツユキさんがカバーしたバージョンです。
http://musictrack.jp/index.php?pid=user&uid=22168&mod=sounds&snd=84001
聴きどころは
コロナ疑惑の後遺症カスカス声と
ミスタッチ多めのへっぽこピアノと
この騒動の中で抱いた思いを込めて歌った歌です（苦笑