手術へ 第1章 ~乳腺外科へ~ | 乳がんやけど…関西の片隅で目いっぱい生きとうで~

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いきなり乳がんステージ4!
遠隔転移乳がんでも一生懸命生きてます! 
肺、肝臓、リンパ、多発骨転移、さらに下肢リンパ浮腫も併発中。結核にも罹患しました!2021年脳転移も発覚!
16年目もまだまだくたばらへんで~~

やっとの思いで主治医の許可をもらい
とうとう、やってきましたよ~
念願の乳腺外科の受診が音符!!
o(^^o)(o^^)o

よー考えたら、あたしって
乳がんのクセに、乳腺外科って初めてやん

転院前の初めて受診した病院は、
単なる外科で、そのままこっちに変わってきたもんな~

やっぱり、乳腺外科やもん
同病の人っていてはるんやろな…
腫瘍内科、おっさんおじさまばっかりやもんな~


外科の受付を済ますと、
エコーを受けるように指示されて
エコー検査室へ…。

うゎ汗グロい患部見られるのん、
主治医以外初めてやん汗  もちろん旦那にも見せてませーん
ちょっと恥ずかし~


真っ暗な部屋で、
お年を召した男性技師による
念入りなエコー検査が始まりました~

わきの下、鎖骨辺りまで念入りに見て頂いてる時に
女性が一人入って来はりまして…
「こんにちは、外科医の○○です」ってお~

女医さん!? 若くてきれい~きらきら!!
てっきり男性医師やと思い込んでたから
びっくり!

ツカツカっと寄ってきて
おもむろに、患部がある乳房を掴んで
揺すると
「うん、大丈夫! 筋肉まで達してなさそうね、十分取れますよ~」って(*'▽'*)

その、お言葉を頂いて涙出そうでしたわ~

リンパ節も、レベル1の脇の部分だけで
鎖骨付近はキレイですよって

あ~良かった~♪
何とか手術はしてもらえそうや~
o(^^o)(o^^)o

その後、診察を受けるために
外科の待合所でしばし待つ。


乳腺外科の呼び出しで先に呼ばれた
ひと組のカップルが中へ…

しばらくして、ハンカチで涙を拭きながら
出てきた女性
横にはしっかりと付き添う男性

あ… 悪いもん…
見つかったんかな… ショック…やな…
心の中で『ガンバレよ~! 』って叫んだ。

やっぱり、乳腺外科
何人もの患者が呼ばれとうな…
みんな、不安抱えてはるんやろな…

あたしのように、
ウキウキ気分で喜んで来とうヤツは
さすがにおらんやろう~~(^^;)


診察室では、エコー画面を見ながら

乳腺外科主治医: 「大丈夫ですよ、取れますよ。
ただ、取った後の縫合が… 微妙ですね…
皮膚表面が足りなくて、植皮しないといけないかもしれませんね…
その場合、膝の皮膚を薄く取って使うんですが、痛みは膝の方が痛いかもしれません。」

にこ:「えーっ汗ソレは痛そうでイヤです~」

乳外主: 「それか、お薬を変えて腫瘍を小さくできれば、植皮せずに済みますが…」

にこ:「○○先生(主治医)は、次は抗がん剤っておっしゃってましたが…
カミングアウトもしてないんで、なるべく抗がん剤は避けたいんです! 」

ちょっと言葉を選びながら
乳外主: 「うーん、ホルモン剤使えない事はないんですよ… 中には使って治療をしている方もいて…。」

にこ:「リュープリンに閉経後のホルモン剤を使うんですか? 」

新しい提案にびっくり!
理屈は分かりますよ~

リュープリンで仮性閉経の状態ですもん
それに、閉経後ホルモン剤プラスすれば、
そのままホルモン剤続行できますやん

ソレがええわぁ~♪
抗がん剤は、まだ先でええわ~♪

その気になったあたしは、
すっかりリュープリンに、閉経後ホルモン剤でいけると思ってしまいましてん。

ここで双方の主治医が連絡を取りあう…
しかし、腫瘍内科主治医に即却下されてしまいました。


やはり、閉経後ホルモン剤は、
『閉経した人にしか使えない事、
しかし、倫理委員会で承認されると使用も可能との事…

ここで、法の壁にぶつかって
しまったんですわ~


患者側の立場になって考えてくれはる
乳腺外科主治医…
断固として、標準治療、法からは外れない
腫瘍内科主治医…


この後、MRI の予約と、
塗り薬のテラジアパスタを
モヤモヤした気持ちで
持ち帰ったんやったなぁ~(ToT)


もぉー!! 患者に優しい医療
目指してよなぁ~(ToT)



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