この事もあたしの闘病記には
外せないできごと
７年と６ヶ月前
病気のカミングアウトをした時に
「大丈夫やから、心配せんでええよ…」
と、返事が返ってきた。
泣き崩れるかと心配したが
そうでもなかったので少し安心した。
ちょっと拍子抜け…
『親不孝な娘でゴメンナサイ』
両親より先に逝くなんて…
少しでも安心させたい。
その気持が強かった…
そこから、怒涛の攻撃？が始まったんです…
口を開けば
「○○に行って来なさい」
「○○しに行ってきた？」
とある宗教関係の事ですねん…。
母はそれで、あたしの病気が
治ると思っています。
※宗教は個人の自由です。
人それぞれありますので否定はしません。
不適切な表現がありましたら
お詫びいたします。
はい、毎日通いました。
家事より、子育てより、
そっちを優先にして通いなさいと
言われました。
はい、その通りにしました。
家ではずっと休んでなさい。
これを食べなさい。
これは食べてはいけない…etc.
はい、その通りにしました。
親不孝者が親孝行できるなら…
母が安心できるなら…
そう思って言うとおりにしました。
半年もすると
あたしから笑顔がなくなりました。
少しずつ不満が出てき始めました。
コレって生きてる意味あんのかな…
死ぬまで続くんかな…
まるで生き人形やな…
自分が自分でなくなっていくのが
耐えられへんようになってきた…
そして、不満が爆発しました。
残された時間は
あたしのもん！！
あたしの好きなことさせて！！
小学校や幼稚園の参観日に行きたいねん！
少年野球の試合を見たいねん！！
あたしから子育てを奪わんといてー！!
腫れ物触るような扱いは止めてー!！
涙ながらに懇願しました。
それから母は、いままで通りの扱いに戻りました。
罪悪感よりも解放感の方が勝ってました。
『親不孝な娘でゴメンナサイ』
あれから７年近くなります。
あたしはめっちゃ元気ですよ～
お母さん！！
にこ 長生きして親孝行しろよ！
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