ブリーフの種類・形や前開きについて明快に解説して頂いたkia***さんのケースを紹介します。ただし以前掲載の私やatp***さんのような国内で一般的なケースとは意味合いが少し違います。
 
つまり、ブログの英文標題“Research on Men’s Briefs and Slipsで言えば、”slipとなります。briefsslipも日本語訳は「ブリーフ」なので、何やら判じ物ですが、要するに日米型ブリーフ派ではなくて欧州ヨーロッパ型ブリーフ=スリップ派ということです。
 
このような日米型と欧州型の区別は国内で一般的ではないので、相談の上、まずは要約版の方が良いのではとなりました。


今回の記事は以下の記事と密接に関係しています。

https://ameblo.jp/lin-baelder/entry-12690997292.html


なおブログの主旨に合致したご質問等があれば可能な範囲で回答します。またkia***さんほかの方達に取り次ぎます。 

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1.Slip(欧州型ブリーフ)派を自覚するまでの経緯の概要


要約版:幼少年時代は「大陸側の欧州で普通の下着パンツ=slip」を特に意識することもなく着用していました。しかし、帰国して一年生として入学した中学で周囲状況との相異に気付かされました。国内ではブリーフ着用者がそもそも少数派の上に、そのブリーフ自体の形が違っているということでした。

    

図1がその比較です。Bは国内で普通のジュニアブリーフですが、ミッドライズで日本国内のものとしてはかなりスポーティな部類と言えるでしょう。一方のSは欧州で普通のジュニアブリーフ(slip)で、以前掲載頂いた記事に沿って言えばミッドライズ、ノーマルカット、前二重の前閉じ型です。(前面形状の違いについてはhttps://ameblo.jp/lin-baelder/image-12750319274-15138484997.html をご参照下さい)


一目見ても、人に与える印象がかなり違っていそうです。

 

S-B比較-X
 

ジュニア比較B

 図1 ジュニアブリーフの比較: B:国内型briefsとS:欧州型slip   

上の図は平置き、下の図は着用例。



そうして実際に、「ビキニ穿いているの?」と幾度も聞かれたり、多少の冷やかしもありました。このため対処策を親子で相談して、着替えのある登校時や泊まり込み行事の際は国内購入のジュニアブリーフを基本に穿いて、多数派が着用しているボクサー、さらに無難気なトランクスも試していきました。  
  

朝はブリーフやボクサーあるいはトランクスに穿き換えて登校や外出し、帰宅後にすぐslip(図1のSタイプ)に穿き換えていました。これを繰り返している内に、以前は意識しなかったslipが自分には(絶対)一番合っていると確信するようになりました。そうして、国内生活や会話対応にも慣れた後は、自宅外でもほとんどの場合slipを自分の意志でそのまま着用する=「slip派」になりました。