今回はatp***さんの考察を掲載します。私と同方向のお考えですが、突っ込みの厳しいところがあります。いわゆるブリーフ派のかなりの方達は、多くの点で似た体験と考えをお持ちなのかも知れません。
補足:頂いた考察を改めて読むと、原因の背景には「国内ブリーフの単調さ」も関係しているようです。この観点から下記記事を参照頂ければ幸いです。
--------------------------
<考察本文>
大きな原因は二つあると思います。原因(1)は「流行から外れている」からです。 もう一つの原因(2)は、ある種の日本人達に特有の性格です。つまり、いわゆる「普通とか流行」から外れている者と物をからかったり、仲間外れにしたり、弱い対象なら暴行に近いところまで執拗にいじめ抜くといった性癖。
原因(1)は次のようにして発生したのでしょう。最近の知恵袋の回答にもあったように、幼児から老人までの全世代に白ブリーフが行き渡った後は陳腐化し、新しい流行に敏感な青少年から若手生年の世代は単なるカラー化では満足せず、別コンセプトのトランクスやボクサーに移行しました。こうしてブリーフを穿くのは両端世代の幼い子供と年輩者がメインになり、ブリーフ=子供パンツであると同時に老人パンツと見なされるようになりました。
ここまで来れば、「ブリーフ=子供・老人パンツ」が「普通で流行の見方」になるので、原因(2)が実働開始となります。
お笑い芸人やタレントがネタに使い、それが上記のような性癖を存分に持つティーンや若者達に拡散し、彼ら彼女らはそのお笑いネタを身近にいる「流行外れ」の標的にぶっつける、という次第です。
知恵袋に出てくる回答がこの状態を良く表しています。「ブリーフは小学生かお爺ちゃんしか穿かない」、「大学生で穿いたら一生の笑い者」とか「子供っぽくみられる」、「年上すぎる人:時代遅れみたいにみられるかも」といったコメントが頻出していますね。
こうなっていくと、からかいの被害者や被害者になるのを避けようとする人達自身が主体的な揶揄者に転化して、どんどん「ブリーフ(特に白)=引き」という一種の偏見を拡散させたりします。
その結果、ついにはある種の女性回答者のように、「あたし無理だわ、プールでのビキニタイプ水着だけで吐きそうになる」といったレベルにまですっ飛んだりします。
こういうのは高度に日本的な現象で、白ブリーフの話には限らないと思います。
の語句を補筆修正していただいています。