こんにちは、「Lin and Style」のNaokoです。

先日、お世話になった先輩と久しぶりにディナーをしてきました。
六本木のとあるステーキハウスで、カクテルを飲みながら
昔一緒に働いていた時の話で盛り上がりました。

その時に先輩が「Naoko、なんだか昔よりイキイキしてるね」と。
私にはそんな自覚が全くなかったので、とても驚きました。
なぜならその先輩とは本当に姉妹のように仲良しで、
何でも相談して、泣いたり怒ったり、そういう感情も共有してきたからです。

帰り道、そのことが頭から離れず、その先輩と働いていた時期の記憶を引っ張りだしてみました。
懐かしいけれど、どこか苦かったり、恥ずかしいこともいっぱい。
そして家に帰り着くころには、先輩の言っていた理由がわかりました。

私、「型」から出られたんだ、と。

当時の私はまだその部署では駆け出し。
とにかく成果を出そうと必死になるあまり、その部署で活躍している人たちと同じように振る舞ったり、同じようなことを言ってみたり。
でも、そういう時は自分の力が出せなかったり、結果が出ても、なぜかぎこちなかったりするものなんですよね。
たぶん、先輩はそのことを言っていたのだと思います。
(たぶんですが。。。笑)

人は「役割期待」と言って、周囲からの無言の「こうあってほしい、こうあるべきだ」にはまりやすいと言われています。それが「型」です。
たとえば、今まで生き生きと仕事を楽しんでいたキャリアウーマンが、課長に抜擢された瞬間に、「あるべき課長像(=型)」にはまろうとして、萎縮して何もできなくなってしまったり、おしゃれも女子会も楽しんでいた女性が結婚した瞬間にそういうことを旦那さんに気を遣いすぎてできなくなってしまったり。
周りはそれを矯正していないのに、「空気を読んでしまう」んですね。

でも本当の自分は、それを窮屈だと思っている。
そんなときは、自分で自分を「許して」あげるのが一番良いと私は考えます。

私自身も、「周りから優等生に思われたい」という癖がなかなか抜けず、結構苦しい時期もあったのですが、最近は吹っ切れたようで(笑)、自由にやれるようになってきました。これは自分自身でやりたいことが見つかり、それに没頭する時間が増えて来てからだと思います。

本来の自分が何をしたいのか、を見つけるには、ちょっと時間がかかります。
でも大丈夫です。誰でもそれは絶対持っているもの。
時間はかかっても必ず見つかります。

それが見つかると、とたんに人生が華やいで、毎日起きるのが楽しくなったり^ ^
「最近、なんか楽しそうだね」
と言われるようになったりします。

忙しい毎日ですが、時々、自分を「許して」あげ、その中で自分が本当は何をしたいのかを見つめる時間がとれると良いですよね。


Naoko

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