ポンパドゥール夫人を囲む淡いピンクと黒のストライプが、ちょっと現代風でしかも大正モダンな感じです。お顔は、和風「ポンパドゥール夫人」ですね。
(注:画像はお借りしています)
こちらのフィギュリンは、英国のコールポート社(Coalport)のファム・ファタル・シリーズの一つの「Madame de Pompadour」で、限定12,500体のうちの1点です。モチーフとなったのは、1759年にフランソワ・ブーシェ(François Boucher, 1703~1770年)が描いた若き日のポンパドゥール夫人の肖像画です。マグカップの色ととても似ています。
英国製のフィギュリンと英国のヴィンテージカップを並べてみました。カップ&ソーサーを添えると英国の雰囲気が漂います。イギリスのポンパドゥール夫人になりましたね。英国の国花は薔薇ですので、Crown Staffordshire の「英国の花束(England’s Bouquet)」と名付けられたトリオのセット(1930年代)だそうで、ピッタリと似合っています。
最後に、ノリタケのポンパドゥール夫人の絵柄の参考とされた米国のホーマー・コナント(Homer Conant:1887-1927年)のイラスト画のポンパドゥール夫人もご覧下さい。ホーマー・コナントは3種類のポンパドゥール夫人をイラストで残しました。3種類はそれぞれ雰囲気もドレスもそれぞれ全く違った雰囲気ですが、手に持っているモチーフで、「マスク:仮面」、「ドール:人形」、「ブーケ:花束」で区別して名付けられています。こちらは、私好みの「ブーケ」のポンパドゥール夫人です。つけボクロもあって、妖艶ですが美しいアメリカ夫人という感じになっています。
こちらのスプーンはヴィンテージのお品で、アンティークシェーン様から拝借しています。ピンクゴールドの薔薇のティースプーンはドイツの純銀製です。銀を磨いてピンクゴールドを被せたオリジナルの可愛いスプーンに変身しています。いずれギャラリー・アゾットでご紹介させていただきます。My spoonにピッタリです。
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