宇宙浪漫、感じてみませんか?(5) | K電車で行こう 別館

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こちらは、八百万が運営する鉄道サイト「K電車で行こう」の別館です。
私がテーマを決めて、それに関して何回かに分けて適当に(?)話をしていきます。
更新とテーマ設定は気まぐれ。時々ネタあり。本館とあわせてチェックを!!

 台風が過ぎ去りましたね。全国で3人もの犠牲者が出てしまった今回の台風でしたが、皆さんは大丈夫だったでしょうか。

 そして…。午後、フィギュアスケートの高橋大輔選手が引退を発表しました。高橋選手と言えば、バンクーバー五輪で日本男子初の銅メダルを獲得。フィギュアスケート男子の「黄金時代」を築いた、日本のエース。けがに苦しみながら頑張ってきたその姿は、私たちを感動させてくれました。今までお疲れ様でした、と言いたいですね。


 さて、前回に引き続き「火星、干潟星雲、月の接近」の現象を取り上げます。宇宙浪漫を感じる旅に出ましょう。


●火星、干潟星雲、月の接近 その見どころ


 火星と干潟星雲、そして月が接近するという今回の現象。見どころはこの3者の競演ということになりますが、まずは注意を。

 実は、火星と月は肉眼で十分に見えるのですが、干潟星雲は、都会のように明るい所だと肉眼では見えないのです。そのため、基本的には双眼鏡を使って探してもらうことになります。

 双眼鏡を使うという手間はありますが、一度見つけてしまえば、感動すること間違いなしです。南西方向に赤く輝く火星、そしてそのすぐ右側、もやっとした赤い光の領域が干潟星雲です。真っ暗な夜空にあって、「赤」と「赤」の鮮やかな競演は、きっと印象に残ることでしょう。

 そしてそれに彩りを添えるのが月。この日は月齢4.5で、三日月よりちょっと太目ですが、火星や干潟星雲の右側に見ることができます。赤と赤、そして黄色の競演。なかなか見られない、まさに奇跡の競演です。


 「火星、干潟星雲、月の接近」、興味のある方はぜひ、双眼鏡片手に探してみてください。

 次回は、オリオン座流星群を取り上げます。

 今日もたくさんのペタありがとうございました。

 ではまた。