昨日は、楽譜に書かれたアクセントについて書きました。
今日はその続きで、「p(piano)」について考えてみます。
pと書いてあれば、小さく吹く。
もちろん基本的にはそうなのですが、ただ息を弱くして、音を小さくすればいいのでしょうか。
ホルンは吹奏楽では、「ベルが後ろを向いているから聞こえにくい」「もっと大きく吹いて」と言われることがあります。そのためか、どんな場面でも頑張って大きく吹こうとしている演奏を耳にすることがあります。
でも私は、無理に大きな音を出すことより、まず楽器をきちんと鳴らすことが大切だと思っています。
ホルンはハーモニーを担うことの多い楽器です。
4人がそれぞれ力いっぱい吹くのではなく、一人ひとりが楽器を鳴らし、その響きが重なることで、ホルンらしいハーモニーが生まれてくるのだと思います。
では、pはどうするのか。
pだからといって、息を止めたり、楽器を鳴らさなくしたりするのではありません。
「鳴らさないことで小さくする」のではなく、「鳴っている音を小さくする」。
小さな音でも、楽器の響きは残したい。
楽譜に書かれた記号を、辞書の意味だけで吹かない。
その場面で、どんな音が必要なのかを考える。
それも「楽譜を読む」ということの一つだと思っています。
では、どうすれば小さな音でも楽器を鳴らせるのか。
今度私が先生から教わった練習方法について書いてみたいと思います。
