先日、本番を終えました。正直なところ、悔いの残る結果となりました。
この2ヶ月ほど、楽器に触れる時間がほとんど取れず、難しい曲は思うように演奏できませんでした。これを機に、年末年始に向けてしっかりと練習を重ねることを心に誓いました。
「ローエングリンファンタジー」への反省
特に、今回の反省点として心に残っているのは、「ローエングリンファンタジー」の冒頭の和音です。実音A durの主和音で始まる美しい部分ですが、本番ではそのハーモニーが崩れてしまいました。
練習の段階から感じていましたが、和音の響きを合わせることに十分な時間を割けていなかったのが原因です。もし、この和音が美しく響いていたら、曲全体の印象が大きく変わっていたはずです。
この曲を練習するたびに、ワーグナーが生まれたライプチヒの風景を思い浮かべます。広がる畑や荘厳な教会が、この曲の持つ世界観を私に教えてくれました。
原点に立ち返る
打ち上げの席で、師匠の言葉を借りて「ホルンは持ってなんぼ」だと話しました。これは、単に技術を磨くだけでなく、音の響きそのものを大切に扱うことの重要性を示唆しています。
かつてホルンアンサンブルを指導していた際、私が最も大切にしていたのは、最初の音と最後の音を合わせることでした。耳を鍛え、ハーモニーを追求する。楽器のチューニング以上に重要な、アンサンブルの基本です。
今後の課題
今回の本番で、改めて多くの課題が見つかりました。しかし、それは決してマイナスなことではなく、自分自身を成長させるための糧だと捉えています。
この経験を忘れず、地道に練習を重ねて、次の舞台ではより良い演奏を届けられるよう努力していきます。