皆さん、「ミッキーマウスマーチ」ってご存知ですか?
はい、ミッキーマウスが好きな人なら誰でも知っている曲ですね。
この曲を今度の発表会で3重奏(ピアニカ/鍵盤ハーモニカ3台)でアンサンブルします。
皆知っている歌なのに、楽譜を見ると弾けません。不思議ですね。
一つには、楽譜は8分の6拍子で書かれているからだと思います。
「8分の6拍子」って何という方、それは「1小節に8分音符が6個ある拍子」です。楽譜の五線譜の所々に縦に線が入っていることお判りでしょうか?縦線と縦線の間を小節と言います。英語だとBarっていうんですよ。あのお酒を飲むところでなくて、チョコレートとかを数える時にbarを使うこと覚えていますか?そうなんです小節もbarという単位で数えます。
それでこの拍子のややこしいのは、1、2、3、4、5、6と数えなければならないことです。でも早くなると、1、2、3、4、5、6、って数えるの大変ですね。
そうですこの拍子実は1、2、1、2、1、2と数えることもあります。
皆さん、スーザというアメリカの作曲家ご存知ですか?このスーザさんは行進曲をたくさん書いたということで有名な方です。このかたのマーチには「8分の6拍子」の行進曲がかなりあります。
なので、2つの数え方のあるリズムのことを「複合拍子」と呼んだりします。
「ミッキーマウスマーチ」も行進曲なので、1、2、1、2と数えます。でも楽譜には♩と♪が並んでいます。
皆さん「静かな湖畔」という歌ご存知ないでしょうか?あのリズムと同じなんです。
ここで何が言いたいかというと、歌を歌って知っている曲のリズムというのは、楽譜を見ても不思議とできるのです。ところが歌ったことがない、踊ったことがない3拍子、「8分の6拍子」はなかなか楽譜を見ても、うまくなりません。
日本には3拍子とか「8分の6拍子」のリズムの歌とか踊りがないんですね。あるとしても「みかんの花咲く丘」、あとは外国の歌に日本語の歌詞をつけた曲くらいで、あまり身近にない拍子なんですね。
ピアノって不思議ですが、歌の好きな方は多少楽譜が読めなくでも耳コピ弾けてしまうことあります。
たくさんの曲を聴いて、歌って、踊ってください。そうすれば皆さんのレパートリーはきっと広がることと思います。
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