え、え、え、え、何?なに?
いいえ、バッハの発明はピアノを弾く人達に取ってはある意味挑戦の曲です。
バッハがどんだけ偉大なひとだったかを知るには「バッハの発明」を弾いてみると分かります。
普通「インベンション」と呼ばれている作品は訳すと「発明」になります。
ええ、え、え、え、え、何を発明したの?
それは、インベンションと言う曲を弾いてみるとわかりますが、最初に短い(たまに長いものもありますが)動機と呼ばれるフレーズが高い音域か低い音域で奏されます。
そのあと反対のパートが応えます。おうとうが終わると二人でおしゃべりを楽しんで、5度上の調になります。
また最初の動機が現れます。応答があります。その応答は同じ形でなく、鏡で反対を見るように形が少し変わって奏されたりします。
そこで2つのパートはおしゃべりを楽しみ元の調に戻って、曲はもう一度最初の調で最初に出た形で奏されて、曲は終わりを告げます。
この音楽の形は後に平均律曲集に受け継がれて行きます。
バッハ以前にこのような形の音楽を書いた作曲家はいたかも知れませんが、今は殆ど知られていません。なので、このバッハの発明は画期的な発明と言えます。
但しこの曲を弾く為には、調の事を知らないとなりませんし、2つのメロディを一緒に聞く耳が必要です。どのように絡み合っているのかをしるためには曲を分析する力も必要です。
音楽を演奏するに必要な能力がそろっていないとなかなかこなせません。
なのに、私の所にピアノを習い始めて2年目の生徒さんが今日やりたいと言い出したのです。
だめとは言えませんので、宿題にしました。
綺麗な曲だと思ったので弾きたくなったということです。
さてさて発表会まであと1週間をきりました。
自分の練習しないと!