高専関係のニュース、メモ(その2)


高専卒、採用計画4割増 首位ENEOSはコース別採用:日本経済新聞

(有料記事。)


コロナ禍前に高専を受験した世代が今年卒業しました。

この先輩達は、大学入試でセンター試験から共通テストに変わる事が決定しており、

正体不明の共通テストより大学編入ルートを見据えての、高専進学を選んだ先輩達と思っていました。

今よりだいぶ入試倍率も高く学力があり、先を見越してリスク回避をとる進学希望者多め世代だと、勝手にイメージしていたのです。


春休み前にあった新4,5年生の保護者向け進路説明会で、今年は就職希望者が増えたとのお話しがありました。

え!進学じゃないんだ。

しかも、コロナ禍を経てオンライン面接やPDFでの書類送信やり取りが普通になったこの時代、5年生の8月には内定が出て就活が終わるというスピード感。


高専では学校推薦という名の通り、就活サポートが手厚そうです。学校が責任を持つ、みたいな。

アラフィフの氷河期世代な親の心中ですが、

そう、昔むかしダイヤルアップ接続でパソコン通信とかいってた時代、ポケベルはあっても携帯電話はまだなくて、

そんなアナログ時代の就活を思い出しました。

大学の一角に求人票の貼られた掲示板。

緊張する担当者とのやり取り、書類はもちろん郵送で。

卒業目前の年明け頃にやっと就職先が決まったんだっけ。


高専からの就職先の企業名を見ると、普通に就活しても入れないとこばかりでは?みたいな気持ちになってきます。

息子くんも、大学編入からの就職は高専卒の若さと先取り勉強したアドバンテージが無くなる感じがする、と言ってました。

就職も考えてるのかな?

とにかく、今年の夏、インターンには必ず行く、と決意表明されました😅。

あと、周りの子達は車の免許を取るそうで、

オレは高いお金払って免許取って車に乗りたいと思わない、でも就職して地方に行くなら必須になるしどうしよう、と。

視力悪いし事故りそうな気がするもんね。

しかも免許取ってもうち、車ないしねぇ。

もし専攻科に行くなら大学院まで行かないと、とも言ってました。

院までとなると就職はかなり先になりますね。

自分で働いて得た収入の1割をゲームの課金で使ってみたい、という夢(😓ヤメテ)があるそうなので、ゲームに飽きる前に就職できたら良いですね。


息子くんは高専4年生になりましたが、皆と一緒に大学生になりたかったと言います。😆やっぱりね。

履修登録ってヤツで朝イチの授業を全て無くし、ゆとりある日常生活を送りたかった、って。

いや、大学1年生は必修が多くて1時間目からあるのでは💦

私の出身大学は1〜2年と3〜4年でキャンパスが違って、2年から3年に上がる時は厳しめだったしそのタイミングで留年多かったよ、と思い出話をしました。

多分、高専は3年生から4年生に上がる時が多少シビアなのかな?

そういえば、4年生になってクラスに編入生がきたそうです。

高校卒業して入ってくる編入生ってどんな感じ?と聞いてみたら、

「俺らが新入生だった時と同じようにナンカおとなしいけど、わからない事は聞いたりできてるから、そのうち”染まる”と思う。」

2年間同じクラスで出来上がった中に1人で入ってくのは大変だろうなぁって思いましたが、

想像ですけど、クラスみんなとどことなく似た雰囲気の編入生なんだろうなって思いました。😁

なーんか、みんな似てるんだよね。