今日のメモ
面白かったレッスンはずっと記憶に残る
上の子がレゴコースを卒業しロボットコースに上がる時、キャッチアップ(補講)レッスンを受けることになった。
夜、補講の終わる時間少し前にお迎えに行き、20分程度見学しただけだけど、それが私が初めて見たアクティブラーニングだったと思う。
ライントレースのプログラミング講座で、先生はカラーセンサーを使った基本プログラムをホワイトボードにキーワードを書きながら短くレクチャーしていた。
3人の生徒はそれぞれ自分のロボットをプログラムし、実際にライントレースのコース上で動かす。
この時3人とも同じ場所でロボットが停止してしまう。
ここからの3人の試行錯誤がとても印象的で、忘れられない授業の1つになった。
次はある高専の体験授業。
朝早く起きて休日に制服を着用し、初めての教室で知らない子達と授業を受ける。100%受け身の体制で授業が始まった。
それは単純なゲームプログラムの一部に含まれる数字部分を変更し、結果のスコアをどこまでのばす事ができるか、といった内容だった。
最初はぼーっと前を向いてとりあえずノートに習った事書いて帰ろう的な雰囲気だったのに、いつしか完全にスイッチが入って熱心にパソコンを操作する我が子。
どうしたら良い結果になるか、試行錯誤の回数が勝負!ノートは使わなかった。
どの子も見回りで席に近づく先生に自分から質問するし、答える先生の話を一緒に聞いている周りの生徒。
プログラミング授業として最初教えられたのは無限ループとか基本ポイントだけなのに、それ以上に知識が増えたと思う。
前に進む、といったプログラミングの説明には先生自身が動いて見せてわかりやすくキャッチーで楽しかった。雑談話も面白かったし忘れない授業風景の1つ。
最後に下の子。
エレクトーンの練習は好きでないらしい。それでも必ず毎日弾く、練習する曲は絶対3回弾く、というルールを作っていた。
(なぜ3回かというと、私が3という数字に意味不明な法則性を感じているから。笑)
ルールはそれだけなので練習が5分で終わる日もある。あった。
当時「かわいいこねこ」という苦手な3拍子でアウフタクトの曲を練習していた。レパートリー2巻かな?1年目。
どうしても弾けない。同じ間違いを録音再生みたいに繰り返して本人も思わず笑ってしまうくらい。
ずっと弾けなくても4小節だけでも3回弾いたら終わりにしていたのに、その日「こねこ、可愛いね。」「冬休みになるし次のレッスンまでに弾けたらいいね。」なんてのんびり話した後、娘から離れたら弾けないところを何度も弾き始めた。
ゆっくり。そこだけ何回も。右手だけ確かめて、両手でまたゆっくり。
ちょっと感動してしまった。忘れない。
楽譜通り止まらず弾けたタイミングですかさず「できたね!」と言えた時はとても嬉しかった。
今日は3回以上繰り返し練習したら弾けるようになったねー、と事実をやや大袈裟に伝えておく。(もっと弾き込んでテンポはやくしよう、とか思っていても言わない。)
3回しばりがなくなった日。
何だったんだろう。子ネコのイラストでスイッチ入ったのかな?
ウチの子達の「やる気スイッチ」メモでした。