潤を守るのは この俺以外 あり得ない!
そんな強い思いから、
早速、7キロのダンベルを買いに行ったら、
翔さん 一体どうしたの?
急にダンベルを買ったりして。
イヤ、俺もいい歳だし、
少し体を鍛えた方が いいかな〜と思って。
え〜?『いい歳』って、、
翔さん まだ35だし
体力の衰えを感じる歳でもないと思うけど、、、
イヤ、イヤ、
こういう事は、
体力の衰えを感じてからだと、
もう手遅れだと思うし、
ほら『思い立ったが吉日』っていうことわざも
あるしさ。
それも そうだね。
でも 急に 強い負荷を掛けるような事をしたら
逆に体に悪いと思うから ほどほどにして、ね。
うん、分かってるよ。
こうして 早速、
シックスパックの逞しく美しい体を目指して
トレーニングを開始した俺、
入念にストレッチをして 体をほぐし、
まずは 腕立て伏せから。
1回・2回・3回・・・と続けて
14〜5回目くらいまでは順調だったけど、
だんだんとスピードが落ちて、
25回目で ダウン。
まだ1日目だし、
初日から飛ばし過ぎると良くないしな、、、と
自分を納得させ、
次は ダンベルの上げ下げ。
こちらの方も、
15回 上げ下げしただけで、もうムリ、となり
ま、初回だし
潤にも『ほどほどにね、』って
言われてるし、、、 と、
その日は 終わりにした俺。
そして翌朝、
朝食を食べながら、
ね、翔さん 大丈夫?
ん?何が?
ほら、翔さん 昨日の夜、筋トレしたでしょ?
筋肉痛になってない?
ぜ〜んぜん、
ホントに?強がりじゃなく?
うん、ホント ホント。
俺 ウソなんかついてないよ。
潤にも話した通り、
昨日の夜、
ほどほどにしたのが良かったみたいで
体になんの問題もなく、
安心していたのだけど、、、
その日、
幼稚園で 自由遊びの時間、
うんていをする年長組さんの様子を見ていた
ちゅうりっぷ組のまあくんが、
ぼくもしたいなぁ、、、と
羨ましそうに言ったのを聞いて、
つい、
まあくん、園長先生が 手伝ってあげるよ、と
声を掛けた結果、
まあくんだけでなく、
ちゅうりっぷ組の他の子たちも
『ぼくも』『わたしも』と
列を作って順番待ち。
〈マジか、、、(゚д゚lll)〉とは思うものの、
園児たちに
『キツいから 全員はムリ!』とは言えず
ヒイヒイ言いながら、
園児を一人ずつ順番に抱き上げて
うんていをさせていたら、
園長先生、俺 代わりますよ。と
ユウキ先生が助っ人に来てくれて、
助かるよ、ありがとう。
いえ いえ、
俺 体力と腕力には自信がありますから、
任せて下さい!と力強く言われ、
その言葉通り、
ユウキ先生は 園児を軽々と抱っこして
うんていを させてあげて、
ヒイヒイ言っていた俺とは大違い。
〝若さ〟に負けたな、と思った瞬間だった、、、😭