智君とユウキ先生、
〝二人を紹介し忘れる〟という
俺の失態の代償は、
某有名店のケーキを
先生方 全員にご馳走する、という事で決着。

なんで、先生方 全員に?

園長先生、何か言いました?

あ、いえ 何も、、、

そんな事もあって、
二人を紹介し忘れる、という俺の失態は 
他の先生方にも知られる事となり
(勿論、潤にも)

先生方からは お礼を言われたのだけど、
それと共に、

『園長先生、って 頭がいいのに、
時々 やらかしますよね〜(^。^)』

『そう言えば、田植えの時、
田んぼの中に頭から突っ込んで
泥だらけになった事、ありましたよね、
あれは ホント傑作でしたよね〜(^o^)』

『傑作と言えば、
サッカーボールが股間に命中して
保護者の方達からも心配される、っていう事も
ありましたね(^-^)』

『あと 園長先生の絵、
あれには驚きました。
私 初めて見た時は 
ちゅうりっぷ組さん(3歳児)が 描いた絵だと
思いました♪』


『でも、
そんな楽しくて面白い園長先生が いるから、
幼稚園全体が和やかな雰囲気になっているのも
事実ですから、
気を落とさないで下さいね。』と ベテランの
ヒロコ先生から 変な慰められ方をして、

・・・はい。と答えた俺。


そして その後、
そのドサクサに紛れて中断されていた
卒園式の為の飾り作りの方は、

智君が、

不器用な翔ちゃんには、
荷が重いだろうから
オイラが手伝ってやるよ。と言ってくれて、

俺とは 比べ物にならない器用さで、
薄紙の花を作ってくれて、
俺としては大助かり、、、だったのだけど、

翔ちゃん、 一個〝貸し〟だからな、 と言われ、
それだけでも 憂鬱だったのに、

その後 智君から

それより翔ちゃん、大丈夫か?

うん?何が?

ユウキ先生の事だよ、

ユウキ先生が どうかした?

アイツ 絶対に潤に惚れてるゾ。

えっ?ホントに?

ほら アイツ、
オイラが潤の教室をちょっと覗いていただけで 
えらい剣幕で、目がマジだったし、
すっごい迫力で オイラに向かって来て、、

あれには 流石のオイラも
ちょっとビビったからな、
あんなに怒るのは 潤に惚れてる証拠だ。

そうだ とは 思っていたけど、
智君からも言われてしまって、
ショックで落ち込む俺に、

ま、そんなに気を落とすな、
いざという時は 
オイラが翔ちゃんの事、
とことん慰めてやるから、さ✌️

・・・ガーン

イヤだ!イヤだ!イヤだ!
潤をユウキ先生に奪われたくない!

いや、絶対にそんな事 させない‼️