俺 潤にフラれたら
どうやって生きていけば良いんだろう?
いくらポジティブ思考の俺でも
折角 いい感じになったと思っていたら
次の日には 真逆の塩対応、っていうのは
かなりグサッと来る。
でも どうして潤に嫌われてしまったのか、、、
いくら考えても心当たりがない。
もし潤が何か誤解しているなら、
誤解を解きたいし、
潤に対する俺の熱い想いを
はっきりと伝えたい。
そんな覚悟を持って、
昼休み 部室に行った俺だったけど、
俺を待ち受けていたのは、
思ってもみなかった展開で、、、
潤が不機嫌だったのは〝ヤキモチ〟と判明❣️
今朝、
俺がニノと仲良く話していたのを見て、
ショックを受けたらしい、、、(*´ω`*)
潤がヤキモチを焼いてくれるなんて 感無量💧
俺からしたら こんなに嬉しい事はない❣️
ヤキモチ最高〜💕
これで 俺と潤の距離は一気に縮まり、
めでたし♡めでたし♡、、、
とは ならなくて
一難去ってまた一難、、、
まさか 俺の高校の後輩のニノが、
最恐のライバルになるとは、、、。
4限目の授業が始まる15分前、
俺も潤も授業がある為、
部室を出て 2人で法学部棟に向かって
おしゃべりしながら歩いていると
目の前に現れたのはニノで、
「おっ、ニノ なんか用?」
俺が聞いているのに 全く無視して、
潤に話し掛けるニノ。
「松本潤君だよね?」
「翔さんなんか やめた方がいいですよ。」
俺を無視して潤に話し掛けた事は、
1万歩 譲って許すとしても、
潤に、
『翔さんなんかやめた方がいい』とは
聞き捨てに出来ない。
「なんでだよ〜💢
俺ほど 優しくて、頭が良くて、
頼り甲斐のある人間は いないだろ?」
苦情を言う俺は無視して、
潤に話し掛けるニノ。
「それより覚えていません?
幼稚園の時に一緒だった二宮和也。」
「えっ?かず君?」
「はい、」
「ウソッ⁉️
潤とニノって同じ幼稚園だったの?
ね、ね、潤てどんな子だった?
やっぱり めちゃくちゃ可愛かったよね?
あ〜、俺も幼稚園の時の潤を見たかったなぁ、、」
「翔さん、煩い‼️
ね、潤君 今日 講義何限目まで?」
「僕は4限までだけど、」
「ワタシも一緒です。
じゃその後 会いましょ。」
「ふふっ🤭いいよ。」
「え〜っ⁈ 俺は?
俺だって潤とデートしたいしっ‼️」
「ワタシの方が先約ですから、
翔さんは また別の日にすればいいでしょ⁉️」
そんなぁ、、、。゚(゚´ω`゚)゚。