相葉さんの作ってくれた
美味しい中華料理を食べながらも、
つい櫻井さんを盗み見してしまう僕。
櫻井さんの食べる姿が可愛いからと言って、
それだけで 『いいかも♡』って考えちゃう
僕、って ちょっと変、とは思うけど、
やっぱり気になっちゃう、櫻井さんの様子。
こんなにも美味しそうに物を食べる人、
僕 初めて見た気がする。
ニコニコして すっごく楽しそうに食べるから、
見ていて僕も楽しくて、
リーダーさんの名前が大野智さんで、
『俺 4年になってヒマでヒマで
殆ど毎日 〝此処〟にいるんだ』という
話しを聞きながらも、
櫻井さんの事が気になって、
チラチラと見ていたら
櫻井さんとバッチリ目が合ってしまった。
「・・///」
慌てて目を逸らして俯いたら、
「フハッ、どうした?潤。
俺がカッコ良いから見惚れてた?」
「そ、そんな事、、、ないょ。」
「いいよ いいよ、隠さなくても。
俺 潤の気持ち ど〜んと受け止めるからさ。」
「え〜〜⁉️
潤ちゃん、翔ちゃんの事が 好きなの〜?
だって 翔ちゃんなんて頭は いいけど、
めちゃくちゃ不器用だよ。」
「雅紀 うるさい💢
いいんですぅ、不器用でも、
それでも潤は 俺が好きなんだから!」
「え〜!そうなの?潤ちゃん。」
「そうだよ、当たり前だろ?
俺は潤の運命の人なんだから。」
「それは翔ちゃんの勝手な思い込みだよ。
ねぇ潤ちゃん、」
「えっ、と それは、、、💦」
どうしよう?どうしよう?
どう答えたらいいんだろう?
僕 櫻井さんの事、、、
ちょっと好きなのかもしれないけど、
でも 自信を持って、
『好き』って言えるほどじゃないし、、、
僕が答えに困っていたら、
「ほら 2人とも
潤の歓迎会なのに潤を困らせてどうする?
潤が『ウチのサークルに入るのやめた』って
言ってもいいのか?」
「えっ それは困る、ヤダ!」
「俺だって ヤダよ。」
大野さんのお陰で、
ピンチ(?)から脱出 出来た僕だけど、
でも、
もし 櫻井さんの事を
僕が本気で好きになってしまったとしたら、、、
『潤が こんなに簡単に落とせるとは
思ってなかったよ。』って言われそうな
気がして怖い。
やっぱりダメだ!
櫻井さんの事を好きになったら。