この3人、
悪い人たちでは無いとは思うけど、
でも〝弁研〟に入って、
この人たちと上手く付き合っていけるかどうか
はっきり言って自信がない。
やっぱり ここは
何か適当な言い訳をして帰ろう、
そう思っていたのに、
「ね、リーダー 歓迎会しなくちゃ。」
「うん、そうだな。」
「賛成!」
「えっ💦 歓迎会なんて そんな、、、」
「え〜 潤ちゃん遠慮なんてしないでよ。」
「そうだよ、俺と潤の間で
遠慮なんていう言葉 必要ないから
」
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
相葉さんは兎も角、
櫻井さんに
『俺と潤の間で』なんていう言葉を
使われるのは ちょっと、、、
櫻井さんと、
そんなに親しい関係になった覚えはないし、
でも、
結局 3対1では勝ち目はなく、
「じゃ 相葉ちゃん、
早速 準備に取り掛かろうぜ。」
「うん♪」
「よろしく〜♪」
2人がソファーから立ち上がって、
パーテーションの向こう側へ行ってしまい、
ソファーに残された僕と櫻井さん。
ちょっと気まずい、と思っている僕とは反対に、
「やっと 2人きりになれたね
」
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
「、、、ええ まあ。」
「フハッ、2人きりで緊張してる?
大丈夫だよ、 強引に迫ったりしないから。」
「えっ?
」
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/101.png)
「冗談だってば〜♪
本気にするなんて可愛いな、潤は。」
「・・・
」
![もやもや](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/102.png)
「ほら そんな顔しないで、
ところでさぁ 教えて欲しいんだけど、、、」
「何を、、、ですか?」
「チッ、チッ、チッ、チッ、
それはダメだよ、潤。」
「えっ?何がダメなんですか?」」
「ほら それ、
敬語は他人行儀だから辞めてよ。」
「えっ、でも、、、」
「『えっ、でも、、、』じゃなくて、
これは 〝弁研〟の決まりだから、
潤にも了解して貰わないと、」
僕 まだ『弁研に入る』とは
ひと言も言ってないのに、、、、
でも 歓迎会まで してくれるというのに、
今更 『入りません!』とは言いづらいし、
櫻井さんがさっき言ってたように、
これは 運命なのかな?
〝弁当研究会〟って、
どんな活動をしているのか
ちょっとだけ興味はあるし、
弁研が 堅苦しいサークルじゃないのは明らかで
それは良かった とは思うけど。。。