相葉さんに手を引かれて
早歩きする事 5分。

漸く、
相葉さんが手を離してくれて、

「さあ 着いたよ、俺たちの城。」

「・・・(-_-;)」

俺たちの城って言われても、、、

僕、まだ〝俺たち〟の一員になったつもりは
ないのだけど、、、


〝城〟と案内された そこは、
キャンパス内の一番奥に位置する
通称 サークル棟と呼ばれている建物の中の
一室で、
その部屋の扉には 【弁研】と書かれた
小さな紙が貼ってあったけど、、、

【弁研】???
弁論研究会?それとも 弁護士研究会?

その2つと相葉さん、
どう考えてもミスマッチのような気がするけど、

だとしたら【弁研】て一体 何?


「さ どうぞ、どうぞ、入って♪」

「あっ、はい💦」

いけない!
僕の為に扉を開けて待っている
相葉さんに つられて
つい中に一歩 足を踏み入れてしまった。

【弁研】などという、
訳の分からない研究会に 入るつもりは
一切 無かったのに〜💧


「リーダー ただいま〜。」

相葉さんが声を掛けると、
目の前のソファーから
ひょっこり人が顔を出して

「おっ、相葉ちゃん 早かったな。」

「でしょ?
しかもこんなに可愛い新入部員
ゲットして来ました〜‼️  凄いでしょ?俺。」

「・・(@_@)ガーン

僕、ここが どんな研究会(サークル)なのか
全然 説明されてないし、
新入部員になった覚えも ないんだけど、、、💧

でも 戸惑う僕には お構いなしに
会話を進める2人。

「おっ、すげえな相葉ちゃん、
よく こんな可愛い子 連れて来れたな〜♡」

「でしょ?
俺のイケメンセンサーがビビッと
反応したんだよね✌️」

「これで、我が研究会も やり易くなるな♪」

「うん‼️」


僕が入部するとやり易くなる、って、、、

一体 何がやり易くなるのか、
何も説明して貰えてないから、
全然 分からない、、、魂



「そうだっ、写真 写真!
写真撮って翔ちゃんにも見せてやらないと、」

「あっ!そうだね。」

「ほら 美少年 こっち来て、座って。
遠慮しなくていいからさ。」

「ね、リーダー 
折角だから3ショットで撮ろうよ。」

「うん、それがいいな♪
翔ちゃん きっと羨ましがるぞ〜。」

「だね〜爆笑


2人の勢いに圧倒されて、

結局 僕は、2人に挟まれて座って、

はい、チーズ!」

写真を撮られて、、、

僕、何も分からないまま
無理矢理〝弁研〟に入らされちゃうの〜?💧