翔さんが僕の為に計画してくれた〝結婚式〟と、

そのあとに行われた〝披露宴〟は、


いつの間にか カラオケ大会に変わって、

翔さんと僕でデュエットしたり、

ママさんたち女性3人で、

昔懐かしい女性アイドルグループを歌を

熱唱したり と、

時間が経つのも忘れて みんなで交替で唄って

大盛り上がり、、、




今日は 翔さんも僕も飲んだから

このまま 離れに泊まる事になって、


「離れで もう少しだけ 2人だけで飲まない?」


「うん、そうだね。」


そんな会話を交わし


お酒や おつまみを確保して

離れに行こうとしていたら、、、



「俺も、仲間に入〜れ〜て♪」


「えっ?雅紀 

さっき帰ったんじゃなかったの?」


「さっきは ワインを取りに帰っただけだよ.

とっておきの美味しいワインを

潤ちゃんに飲ませたくてさぁ、

ね、 潤ちゃん 一緒に飲も♪」


「ダメ〜、潤は 俺の潤なんだから、

俺と2人だけで飲むの〜、

雅紀とは一緒に飲みませ〜ん。」


「わ〜、翔ちゃん 酷い 横暴!

潤ちゃんは 翔ちゃんの物じゃないで〜す!」


「そんなの分かってるよ!

でも 今日は誰にも邪魔されずに

2人だけが いいのっ!

婚姻届を書いてから

初めて迎えるなんだから‼️」


「だからこそ、こうしてお祝いに

なかなか手に入らないワインを

わざわざ持って来たのに、

追い返すなんて酷くない⁉️」


「別に追い返してなんかいないし、

ただ こんな時は気を遣って

遠慮するのが普通だろ?」


「じゃあ、

このレアでめちゃくちゃ美味しいワイン、

飲まなくていいんだね⁉️」


「いや、それは、、、」



結局、

貴重で美味しいというワインの魅力に

負けてしまった翔さんが、


「まぁ、折角 持って来てくれたんだし、、」


「うん!それが懸命な判断だと思うよ。」


「その言い方、なんかムカつく💢」


「ホント 翔ちゃんて おこりんぼなんだから」


「別に怒ってないし、、、」


「そぅ?

俺には怒ってるみたいに見えたけど、、」




こうして3人で飲み始めた僕たちは、


美味しいワインにテンションも上がり、

あっという間にワインのフルボトルを空にして、

次は濃いめのハイボール、、


飲むほどにおかしなテンションになり、



「潤 愛してるよ〜💕」

翔さんが僕にキスをして、


「うん、僕も愛してる♡」

僕からも翔さんにキス。


「俺もっ!潤ちゃん だ〜い好きだよ♡」

まあ君が僕のほっぺにチュッ💋


「ありがと、まあ君。」

僕から まあ君には お礼の言葉だけ、、、


潤ちゃん、

なんで俺には キスしてくれないの〜?」


「へへへっ(*´∇`*) 残念でした〜。」



そこから先は、

僕は覚えてなくて、、、