潤さんと英語の勉強をしながら、
お互いに問題を出し合ったりして、
憂鬱な筈の期末テストの勉強が凄く楽しくて、

潤さんも俺と同じように感じていたようで、

「翔と一緒だと勉強も楽しいって感じるよ。」

「ホントに?」

「うん♪」

楽しいから勉強もサクサク進んで、

「俺 みんなより遅れて学校に通い出したら、
期末試験 不安だったけど、
翔のお陰で不安がなくなったよ。」

「イヤ、イヤ、そんな、、、
俺の方こそ 潤さんと一緒じゃなかったら
こんなに ちゃんとやらなかったし、」

「良かった、翔の足手纏いにならなくて。」

「俺 潤さんの事、
そんなふうに思ってないし、、、」

「じゃあ どう思ってるの?」

「えっと、、、好き。」

「え〜?声が小さくて聞こえないよ〜。」

「///大好きだよ、潤さんが、、、〝ちゅっ💕〟」


あれっ?おかしい。
俺 今 確かに潤さんの唇にキスした筈なのに、
まるで空気にキスしたみたいだった、、、、


なんで???






ドスッ!!!


「ウゲッ‼️  く、苦しい、、、」

何?何?
俺の身に一体何が起こった⁉️


「ほら、早く起きろっ!翔。」

「えっ?俺 寝てた?いつから?
えっ?なんで俺 ベッドにいるの?
ここ どこ?」

「何 寝ぼけてるんだよ、翔。
この散らかった部屋は
翔の部屋以外あり得ないだろ?」

「えっ?ここ 俺の部屋?」

「そうだよ、当たり前だろ」


潤さんに言われて辺りを見渡せば、
この散らかり具合は 確かに俺の部屋。

だけど なんで?

さっきまで、潤さんの部屋で
期末に向けての勉強をしていた筈なのに、
俺 どうやって帰って来たの?

それに、どうして潤さんが俺の部屋にいるの?


あ〜、もう訳が分からない、、、😱