潤さんのパジャマ、、、着たかった💧💧


落ち込んでる俺に、


「さ、翔 

夕飯まで まだ時間あるから

その間 俺の部屋で勉強しようよ。」


「、、、うん、分かった。」


俺は 勉強をする為に来たのだから、

パジャマの事で

いつまでも落ち込んでる場合じゃ無い!と

気持ちを切り替え、


ちょっとドキドキしながら、

2階の潤さんの部屋に行くと、


その部屋は6畳ほどの洋室で、

ベッドと本棚、

それとローテーブルがあるだけの

至ってシンプルな部屋で、


俺の部屋と間取り的には似ているけど、

中身は全然 違ってて

全く 散らかっていない。



「潤さんの部屋、凄く綺麗だね。

俺の部屋とは 大違いだよ。」


「ふふっ、この部屋 何も無いからね。

ほら俺 ここにに居候してる訳だから、

こっちには 本当に必要な物しか

持って来て無いから。


「そっかぁ」


俺の部屋も このくらい整理整頓してたら、

お袋にガミガミ言われる事も

無いんだろうな、と思いながら、


「潤さんには見せられないなぁ、、、俺の部屋。」

呟いたら、


「ふふっ、翔の部屋 そんなに酷いの?」

聞かれてしまった、、、ガーン


「自慢じゃないけど、

しょっ中 お袋に怒られてる。」


「そうなんだぁ、、、あっ💡そうだっ!

じゃあさ、今回 翔に勉強 教わる代わりに、

期末終わったら

翔の部屋片付けるの手伝いに行くよ。」


「えっ?マジッ⁉️ガーン


潤さんがうちに来てくれるのは嬉しいけど、

俺の部屋を見て引かれたら、、と思うと怖くて

素直に喜べない。


それが顔に出ていたようで、


「えっ?俺が行ったら迷惑⁉️」


「やっ💦

そうじゃなくて、その、、、」


「俺には見せられない物がある、、、とか?」


「イヤ、イヤ💦

見られて困るような物なんか無いし、、、」


「じゃあ 決まりだね、

翔の部屋に行くの楽しみ〜♪」


「・・・ガーン



これは、、、


もしかして 俺が生きて来た15年の中で

最大のピンチ⁉️


潤さんの部屋に来るのは 凄く楽しみだったけど、

逆に潤さんが俺の部屋に来るのは、、、

嬉しさ半分、不安半分。。。


「翔 そんな悲しそうな顔しないでよ。

大丈夫だよ、翔の散らかった部屋を見ても

引いたりしないから、」


「ホントに?」


「うん、多分。」



『多分』て、、、💧


ここは

絶対に引いたりしないから安心して

言って欲しかったな、、、(◞‸◟)