次の日 目が覚めると、
俺の横には、
すやすやと気持ち良さそうに眠る
俺の最愛の人。
その寝顔は、どこかあどけなくて、
ほんの数時間前まで、
セクシーで濃艶だった人とは別人のよう。
そんな あどけない潤の寝顔は
まるで天使のよう。
暫く 天使の潤を眺めていたけど、
起きる気配は無くて、、、
可愛い潤の為に、
偶には 俺が朝食を作ろう、と思い立って、
ベッドからそっと抜け出し、
キッチンへと向かった俺。
冷蔵庫の中を確認して、
何を作ろうか?と一応 考えたものの、
俺の作れる料理といったら、
考えるまでもなく、
目玉焼きとレタスをちぎっただけのサラダと、
あとはウインナーを焼く程度。
それに トーストとコーヒー。
料理とは言えないような物だけど
きっと潤は喜んでくれる筈。
潤の喜ぶ顔を想像しながら
冷蔵庫から必要な食材を出して
準備をしていると、
「・・・・?」
潤の声が聞こえたような、、、
起きたのかな?と、思って
ベッドルームへ行くと、
そこには 今にも泣き出しそうな顔をした
潤がいて、
「翔さん どこへ行ってたの?
目が覚めたら翔さんがいなくて、
僕に黙ってどこかに行っちゃった、と思って
凄く悲しかったんだよ、、、」
「えっ?ごめん、、、
凄く気持ち良さそうに寝てたから、
起こしたら可哀想だし、
偶には俺が朝食を作ろうと思って。」
「朝食なんていいよ、僕が作るから。
それよりも いつもみたいに
目が覚めた時、翔さんの顔が目の前にあって、
『おはよう 潤』って言って〝ちゅっ💋〟って
してくれないとヤダよ、僕。。。」
「ごめん💦 潤。」
めちゃくちゃ 嬉しいんですけど〜♪♪♪
潤に謝りながらも自然と顔がニヤけてしまう。
まさか 俺がベッドにいないだけで、
こんなにも潤が寂しがるなんて
思ってもみなかった。
思い返してみると、
いつの頃からだったか
はっきりとは覚えてないけど、
潤を起こすのは俺の役目になっていた。
幼稚園がある日は7時に、
『潤 起きて、7時だよ♡』って言って、
〝ちゅっ💋〟ってキスで起こして、
お休みの日は、
潤が目覚めるまで 敢えて起こさず、
ずっと潤の寝顔を眺めていて
潤が目を開けた瞬間、
『潤 おはよう♡』って言って
〝ちゅっ💋〟ってしてた。
でも、
今日は それをしなかったから、、、
俺、不器用だし、
園長としてもイマイチだし、
運動会の事では 本気で潤に怒られたし、
ここ最近 失敗続きだったから
潤に愛想を尽かされるんじゃないか、と
内心 不安だった。
だから 潤に見直して欲しくて、
朝飯を作ろう、と思った訳だけど、
そんな事しなくても、
充分に潤に愛されてる、と分かって感激❣️
「潤、
俺 潤を愛する気持ちは
絶対に誰にも負けないから!」
「ホントに?」
「勿論❣️」
「じゃあ、いつもみたいに
『潤 おはよう♡』って言ってキスして。」
「はいっ、勿論、喜んで❣️」
天使のような愛らしい笑顔で
俺を見つめる潤に、
ありったけの思いを込めて、、、
潤の唇に俺の唇を重ねた。
〜 end 〜