漸く潤に 『大好きだよ♡』と
伝える事が出来たのは良かったけど、
ただ一つ残念なのは、
潤から〝好き〟という言葉を聞けてない事。
俺の腹の虫の音が、
めちゃめちゃ大きかった所為で、
潤はクスクス笑ってるし、、、
「クスクス(๑˃̵ᴗ˂̵)
ごめんね、しょおさんのお腹の虫さん、
我慢の限界だったみたいだね、、、クスクス(๑˃̵ᴗ˂̵)」
「あ、いや そんな事 ないから、、、💦」
「ぐぅ〜❗️」
俺の意に反して、
またしても『腹が減った〜‼️』と主張する
俺の腹の虫、、、
「ぷっ🤭 ふふふっ♪」
あ〜、もう最悪‼️
俺 こんなお笑い路線で行く予定じゃ無くて、
潤から、
『カッコ良くて、優しくて、頼り甲斐のある
しょおさん、大好きだよ♡』って言われる
予定だったのに、
間が悪い、というか、、、
俺ってなんでこんなに
肝心な時にポンコツなんだろう?
初めて潤に告白しようとした時には
潤が酔い過ぎてしまって上手く行かなかったし
今回もまた
俺の腹の虫の所為で
俺の『大好きだよ』の言葉より、
腹の虫の『ぐぅ〜』っていう音の方が
目立っちゃったし、、、
そんなこんなで、
結局 その日は 潤から
『好きだよ』の言葉は聞けないまま、、、💧
それでも
俺と潤の仲は順調で
相変わらず俺は
殆ど毎晩 潤の手料理をご馳走になっていて、
今日も仕事が終わって潤の部屋に直行。
潤の手料理を美味しく頂いて、、、
「潤 ご馳走様でした♡
今日の夕ご飯も凄く美味しかったよ
いつも 美味しいご飯をありがとう。
大好きだよ〝ちゅっ💋〟」
「ううん、どういたしまして。
しょおさんが僕の作ったご飯を、
『旨い、旨い』って言いながら食べてくれて
嬉しいよ、僕。でも、、、」
「うん?『でも、、、』って?」
「なんか面白くない!٩(๑`^´๑)۶」
「えっ💦だけど 潤の作る料理が
いつも美味しいから、、、」
「本当にそう思ってる?」
「勿論!」
「でも、
僕が餃子をちょっと焦がしちゃった時も
何にも文句言わないし、
しょおさん 僕を 甘やかし過ぎじゃない?」
「えっ?俺 潤の事 甘やかしてる
つもりはないけど、、、」
「もう!それがイヤなの!」
「・・・すみません」
俺、本当に潤を甘やかしていた
つもりは全然なくて、
それよりも いつも笑顔でいてくれて、
俺の健康も気遣ってくれている潤には
感謝しても仕切れないくらいだし、
潤の事 大好きだから
潤にイヤな思いは絶対にさせたくない、と
思っていたけど、それって不正解って事?
俺は どうすれば正解なの?
分からないよ〜💦