一体 僕は どんな醜態を
翔さんに曝け出してしまったのだろう?
翔さんは、
『それは秘密♡』って言いながら
ニヤニヤしてるけれど、
そんな意味深な顔をされると、
尚更 気になって仕方ない。
「僕 翔さんに沢山 迷惑掛けたんですよね?」
「ん〜、迷惑と言うか、、、」
翔さんの話によると、
『ぼく ひとりでかえる〜』と言ったくせに、
その場に座り込んで鼻歌なんか
歌っていたという、、、![]()
暫くして立ち上がり
歩き始めたものの、
あまりにもフラフラと歩いていて
危なっかしいから、
ちゃんと帰れるのか心配で
3mくらい後ろから僕を見守りながら
着いて来てくれたそうで、、、
そうして、
何とか無事にアパートの建物の前まで
辿り着いたから、
『もう大丈夫かな』と思い、
帰ろうとした翔さんの目の前で、
僕が、
背負っていたリュックを下ろし、
『かぎ〜』と言いながら、
リュックの中身を全部ばら撒き、
『かぎさん、どこですか〜?
へんじしてくださ〜い。』と言った、という、、、
「・・
」
「6年前と同じでさ、
どうしても潤をひとりにして
帰れなかったんだよね、
それで 俺が鍵を見つけて渡すと、
鍵だけ持って、部屋に行っちゃうから、
慌てて 俺が荷物を全部拾い集めて、
『ちょっと待って❗️』って言ったらさ、
『おそ〜い💢』って言って怒ってさぁ、」
そう言いながら クスクス笑う翔さん。
「(◞‸◟)重ね重ね 本当にすみませんでした。。」
「ううん、全然、その代わり
すっごく良いもの貰ったしね (^_−)−♡」
良いもの???
僕は どんな〝良いもの〟を翔さんに
渡したのだろう?
全然 覚えてない![]()
翔さんにとっての〝良いもの〟が何なのかも
全然 見当がつかない、、、![]()
まさかとは思うけど、
翔さんに無理矢理 キスなんかしてないよね?
さっきまでは、
翔さんと僕、これから先
ラブラブ・甘々な関係になるのかも、、、と
思っていたけど、
そんなに上手くは 行かないみたいで、
しょんぼり、、、。
そしたら、
「今日は まだ何も食べてないんだよね?
お腹空いたんじゃない?
俺 おにぎり買って来たから
一緒に食べようよ。」って言ってくれて、
それは勿論 嬉しかったけど、
僕がしょんぼりしてたのを、
お腹が空いてる所為、と
勘違いされちゃったみたいで、
そこは ちょっと残念、、、。
やっぱり、
酔っ払って 大迷惑を掛けた僕は、
翔さんの恋愛対象には ならないのかな?