駐輪場にあった あの赤い自転車の持ち主、
もしかしたら翔さんかもしれない。

もし そうだったら、
6年ぶりに翔さんに会える⁉️

そう思ったら嬉しくて、、、

歓迎会で 先輩方に、

「ここのお店のカシスソーダ、
口当たりもいいし、飲み易いよ。」

「飲み易さで言ったら、
カボスサワーも さっぱりしてていいよ。」

「俺の飲んでる
シークァーサーもお勧めだよ。」

それほど 強くないのに、
勧められるまま飲んで、
つい飲み過ぎてしまって、

2時間後のお開きの頃には、、、

「松本君 大丈夫?」

「ふふっ🤭 ぜ〜んぜん、だいじょぶで〜すっ」

「ひとりで帰れる?送って行こうか?」

「ふふっ🤭 ひとりで かえれますよ〜、
ぼくのアパート すぐちかくだしぃ♪」

「そう?
じゃあ 俺たちタクシーで帰るけど、、、」

「はぁい、りょうかいで〜す❗️」

こうして
居酒屋の前で 先輩方と別れて、
ひとりになって、アパートに向かって
歩き始めたのだけど、

何だか ふわふわしちゃって、
真っ直ぐ歩こうとしているのに歩けない。

「あれぇ、おかしいなぁ。
ふふふっ🤭 、、、へんなの〜。」

そんな自分がおかしくて、
笑いながら歩いていたら、

誰かが声を掛けて来てくれた。

「君、大丈夫か?」

「はぁい、」

「(^_^;)『はぁい』って、、、、
あれっ?もしかして、君
松本潤君じゃない?」

「あたり〜!
そうで〜す、じゅんくんでぇす。」

「 かなり飲んでるみたいだけど
そんなんで家まで帰れる?」

「だいじょぶ、
だって ぼくのアパート すぐちかくだも〜ん。」

「えっ?この近くに住んでるの?」

「そうでぇ〜す。」

その人と そんな会話を交わしたような
気がするけど、

その後は、、、

どうやってアパートまで帰ったのか、
その人が誰だったのか、
はっきり覚えて無い、、、ガーン

ただ その人、
顔も声もちょっと翔さんに
似ていたような気もする、、、

でも 凄く酔ってたし、
病院の駐輪場で 赤い自転車を見たのもあって、
全然 違う人が 
翔さんに見えてしまったのかもしれない。


目が覚めた時には、
僕は 昨日着ていた洋服のまま
ベッドに寝ていて、


先輩たちと別れた後に何があったのか
はっきりと思い出せない。

翔さんの事ばかり考えていたから
翔さんが出て来る夢を見たのかな?

でも、同じ夢を見るなら、
翔さんと楽しくデートする夢が見たかったな。

あ〜あ 残念!